こんにちは、みかづきです^^
今回はasics「エボライドスピード2」のレビュー記事です。
アッパーのみのアップデートですが、軽量で前作よりもペースを上げやすくなりました。
そのため、サブ3やサブ4、部活生でも使いやすいランニングシューズになっています!
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、前作や他のシューズと比較して解説します。
エボライドスピード2の特徴
エボライドスピード2 | |
アッパー | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | FF BRAST |
アウトソール | AHARソール |
重量 (27.0cm) | 約226g |
定価(税込) | 14,300円 |
エボライドスピード2の特徴を、まとめてみました。
- 前作よりもホールド感が向上し、使いやすさと耐久性が高くなった。
- 自分で蹴る感覚がありつつも、十分なクッション性がある。
- コンクリートやアスファルトで走りやすく、マラソンにオススメ!
ここから、深掘りしていきます。
少し硬めのフィット感へ
前作のエボライドスピードと違ってエボライドスピード2は、素材感がより丈夫になっています。
表面の素材は、荒くて伸びやすい素材感になりました。
エンジニアードメッシュと聞くと、編み目が細かくてサラッとした感覚をイメージするするかもしれません。
しかし、今作はピタッとしたレースシューズのような足当たりになっています。
また、かかとに「ヒールカップ」が入ったため、かかとをガッシリとホールドしてくれます。
足の甲の部分であるシュータンも、薄くて硬い素材感になりました。
前作と比較して全体的に素材感を硬めにして、ホールド感を高めている感じになっていますね!
スピードを出しやすいモデルに
前作よりもホールド感が高くなりましたが、ゲルニンバス26やノヴァブラスト4よりはホールド感は弱いです。
加えてアッパーの素材が薄く、スタイリッシュなモデルになっています。
そのため、スピードの出しやすさ・ペースの上げやすさはゲルニンバス26やノヴァブラスト4よりも優れています。
また軽量化のために、アッパー(シューズ表面)素材をかなり薄くされています。
フィット感が強いシューズが欲しい人は、ゲルニンバス26など重量があるシューズがオススメですね。
自分の足で蹴る感覚
エボライドスピード2は、少し硬めのクッション性で自分の足で蹴る感覚があるシューズになっています。
FF BRASTが少し硬めのクッションのため、着地したときに硬さを感じます。エボライドスピード2はカーボンプレートは入っていませんが、FF BRASTによりしっかり反発がもらえるようになっています。
自分の足で蹴る感覚があるシューズには、アディダスの「アディゼロジャパン8」やアシックスの「ハイパースピード3」などがあります。
その上記の2つよりは、クッションの柔らかさを感じることができます。
ですが、アシックスの「ノヴァブラスト4」や「マジックスピード3」と比較すると、クッション性は劣っています。
そのため、スピードが出しやすくマジックスピード3よりも反発性が弱いシューズが欲しい人にオススメです!
ノヴァブラスト4と比較
ノヴァブラスト4との違いを解説しています。
値段や使われている素材の比較は、次の表にまとめてみました。
ノヴァブラスト4 | エボライドスピード2 | |
アッパー | エンジニアードウーブン | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | FF BLAST PLUS ECO | FF BRAST |
アウトソール | AHAR LO | AHARソール |
重量 (27.0cm) | 約250g | 約226g |
値段(定価) | 15,400円 | 14,300円 |
エボライドスピード2とノヴァブラスト4の違いは、クッションの硬さと使用用途です。
ノヴァブラスト4の方がフィット感も高く、柔らかいクッションが包んでくれる感覚があります。普段のジョギングで使ったり、マラソンのレースシューズとしても使いやすいですね。
エボライドスピード2の方が、クッションは硬く感じます。そのため、体重をかけた分だけスピードが出せるようになっています。
ノヴァブラスト4は初心者も使えるジョギングシューズに対して、エボライドスピード2はある程度走れている人のジョギングシューズという感じです。
- ノヴァブラスト4→初心者~上級者までのジョギングシューズ
- エボライドスピード2→少し走り慣れた人のジョギングシューズ
エボライドスピード2はジョギング中のペースアップがしやすいので、カーボンプレートのないテンポアップシューズのような感じですね。
サイズ感
マジックスピード3やハイパースピード3など、スピードを出しやすいシューズとサイズ感はほとんど変わりません。
ゲルカヤノ30やノヴァブラスト4など、安定感が高いシューズと比べると気持ち幅は狭い印象があります。
筆者は普段からワイドサイズを履くほど足が大きいですが、ワイドサイズを選ぶことで問題なく履くことができました。
筆者は普段からワイドサイズのシューズを履くことが多く、比較的足は大きい方です。
筆者が普段履いているシューズのサイズ感は、こんな感じです↓
- ナイキ ヴェイパーフライ3 27.5cm
- ナイキ ペガサス41 28.0cm
- アディダス アディゼロSL 27.5cm
- アディダス タクミセン10 27.5cm
- アシックス ターサーrp3 27.5cm ワイド
- アシックス ハイパースピード3 27.5cm ワイド
- ホカオネオネ クリフトン9 27.5cm ワイド
サイズ感は、ハイパースピード3が1番近いと感じました。
エボライドスピード2はワイドがある!
エボライドスピード2はワイドサイズもあるため、足幅が広い人や足の甲が高い人でも履きやすくなっています。
そのため、スタイリッシュなモデルですが、足幅が広い人でも履きやすいです。
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使う場面
エボライドスピード2は自分の足で蹴る感覚を残しつつ、少し硬めのクッションがあるシューズです。
走っていて足裏の疲れがなく、足が疲れているときでもジョギングしやすいです。
そのため、アスファルトやコンクリートなど硬い路面で走るときに使いやすいシューズです!
部活生にも使いやすい
ハイパースピード3と同じAHARグリップですので、土やコンクリート、芝生など走る場所を問わずに走ることができます。
グランドやアスファルト、陸上競技場など幅広い場所で走る部活生にも使いやすいです!
ある程度走れる選手であれば、1km4分台のペース走とかでガンガン履けるスペックがあります。
筆者的にウォーミングアップで、かなり使えるなーという感触があります。
ウォーミングアップのジョギングのときに、1km6分くらいからテンポ良くペースを上げていけるからです。
スピードが出しやすいとはいえ、短距離選手が使うにはクッション性がありすぎと感じました。
あくまでも長距離選手のトレーニング用シューズというポジションにありますね。
フルマラソンでも使える
エボライドスピード2はアスファルトなどの硬い路面と相性がかなり良いシューズになっています。そのため、フルマラソンだけでなく、50kmを超えるウルトラマラソンにも使いやすいシューズになっています。
首都圏だけでなく地方で行われるマラソン・ウルトラマラソンは、ほとんどがアスファルト・コンクリートの上でレースが開催されます。
サブ3などそこまで速いペースでは走らない、またはカーボンプレートは苦手という人にとって、エボライドスピード2はコスパの良いレースシューズになってきます!
ホールド感が強いシューズですので、靴擦れや足のグラつきの心配もなくフルマラソンを走れます!
ですので、重さだけで言うとマジックスピード3とエボライドスピード2は同じになります。
マジックスピード3とエボライドスピード2の違いと言われると、カーボンプレートが入っているかどうかの違いだけになりますね。
フルマラソンのターゲットタイムとして、サブ4を狙えるポテンシャルは十分にあります。1km5分切りで走るには高い走力が必要ですが、1km5分~5分30秒のペースであれば出しやすいです。
カーボンプレートなしでサブ3.5~4を狙いたい人にとっては、ドンピシャなシューズになっています。
カーボンの反発が苦手な人や反発のあるシューズにチャレンジしたい人には、マラソンにエボライドスピード2がオススメですよ!
まとめ
- 前作よりもホールド感が向上し、使いやすさと耐久性が高くなった。
- 自分で蹴る感覚がありつつも、十分なクッション性がある。
- コンクリートやアスファルトでも、ジョギングがしやすい!
軽くてスピードが出しやすいジョギングシューズです。
フルマラソン・ウルトラマラソンも狙いつつ、日々のジョギングシューズとして使ってみてください!
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おわりです^^
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