【アディダス】タクミセン10レビュー|フルマラソンよりスピード!

こんにちは、みかづきです^^

今回は、adidas「TAKUMI SEN 10(タクミセン10)」のレビュー記事です。

アディダスのタクミセン10は2023年12月1日から発売され、タクミセン9のアップデートモデルになります。

今回のタクミセン10は、タクミセン9から少し変わってフルマラソンよりもスピードモデルよりになりました。

それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、前作や他のシューズと比較して解説します。

目次

タクミセン10の特徴

出典:Amazon.co.jp
タクミセン10
アッパーエンジニアード
メッシュアッパー
ミッドソール「Lightstrike Pro」
「ENERGYRODS」
アウトソールコンチネンタルラバー
重量
(27.0cm)
約200g
値段(税込)22,000円

タクミセン10の特徴をまとめると、次のようになります。

タクミセン10の特徴
  • タクミセン9よりも硬めのクッションで、より強い反発を受けやすい。
  • 地面を蹴っている感覚が強く、薄底シューズ走っているようなスピード感を得られる。
  • フルマラソンよりも10kmやハーフマラソンなど、短いレースで使いやすい。

1つずつ、深掘りします。

タクミセン9と比較

タクミセン9とタクミセン10の違いは、クッション性とスピードの出しやすさの違いになります。

タクミセン9では、程よいクッション性を残しつつも、持ち前の軽さとプレートの反発でスピードが出しやすいモデルでした。

しかし、タクミセン10ではクッションの柔らかさがほとんどなくなり、その分さらにスピードが出しやすくなりました。

タクミセン9ではENERGYRODS 2.0が前半部分だけでしたが、タクミセン10ではシューズ全面に使用されています。

そのため、クッションの柔らかさよりもプレートの方を感じやすくなったのです。

  • タクミセン9→少し柔らかさの残るクッション感
  • タクミセン10→ENERGYRODS 2.0で地面を蹴る感覚が強い

タクミセン9の良さは引き続きタクミセン10に引き継がれているので、感覚としてはタクミセン9を少し反発を強くした感じですね。

反発の高いトップレベルの素材

アディゼロ タクミセン 10は、ENERGYRODS 2.0を組み合わせた、2層構造のLIGHTSTRIKE PROクッショニングが特徴。キビキビと地面を蹴り、カーブもストレートも同じようにスムーズに走るのをサポートする。

出典:shop.adidas.jp

「ENERGYRODS 2.0」と「LIGHTSTRIKE PRO」は、アディダスの中でも最高峰の反発素材になります。

アディダスのレースシューズであるアディオスプロ3と同じ素材も含まれるので、シューズのスペックはトップレベルです。

実際に2024年大阪マラソンで優勝した、國學院大學の平林 清澄選手もタクミセン10を愛用しています。

https://twitter.com/Mikaduki_blog/status/1774678576534896681?s=20

ですので、サブ3以上のエリートランナーの人でも、タクミセン10をレースで使ってみるのもアリかもしれませんね。

耐久性

軽量性を重視しているため、アッパー(シューズの表面)の耐久性は少し低くはなっています。

しかし、硬めの反発素材のため、クッションの反発は比較的長持ちしやすいモデルとなっています。

長持ちしやすいクッション!

厚底シューズはシューズが破れるよりも先に、クッションの反発が弱くなって使いづらくなることがあります。

タクミセン10はその心配性が低いため、レースだけでなくスピード練習などのポイント練習でも積極的に使うことができます!

アディオスプロ3と比較

タクミセン10は、アディオスプロ3の反発性・クッション性を少し低くした位置づけになります。

そのため、アディオスプロ3の反発性・クッション性が強すぎると感じる人は、タクセミン10を使うことがオススメですね。

軽量で地面を捉えやすいため、シューズの操作性という点ではタクミセン10の方が優れています。

サイズ感

前作のタクミセン9よりも、少しフィット感が強くなりました。

ワイドではない人は、普段通りのサイズ感で問題ないと思います。

筆者は、ボストン12やスーパーノヴァライズの27.5cmワイドがちょうど良いサイズ感です。

タクミセン10の27.5cmを履いてみると、足の甲の部分と指先の部分が少しだけ圧迫される感覚がありました。

ですが、痛いということはなく、どちらかというとスパイクを履いている感覚に近いです。

スピードが出しやすいモデルになったので、少し強いフィット感になったことが要因ですね。

シューズ内に空間がありすぎるとスピードが出しにくいので、あえてフィット感を高めてあるのだと思います。

フィット感を強めてよりスピードを出しやすいモデルへ!

少し余裕を持って履きたい人は、ボストン12の方も参考にしてみてください。

使う場面

  • 中学生・高校生の駅伝で活躍
  • スピード練習などのポイント練習で使用

フルマラソンでも十分使えるスペックですが、筆者は駅伝や日頃のポイント練習で特にオススメです。

フルマラソンだと少し柔らかいクッション要素が欲しくなるため、人によっては硬すぎると感じるかもしれません。

しかし、5kmや10kmなどの駅伝やロードレースでは、クッション性よりもスピードの出しやすいシューズの方が走りやすいです

中学生や高校生の駅伝シューズで使うのが特にオススメ!

フルマラソンを目標としている人は、ペース走や1000mなどのインターバル走で使うのがオススメです。

キロ3分~4分台を楽に出せるので、足の回転や蹴り出す感覚をイメージにしながら走って見ると良いと思います。

同じ位置づけとして名が上がるマジックスピード3やズームフライ5と比較すると、”クッション”感を良い意味で感じにくいです。

そのため、厚底カーボンシューズがあまり好きでない人や薄底シューズ信者の方には特に使いやすいシューズになっています!

まとめ

タクミセン10の特徴
  • タクミセン9よりも硬めのクッションで、より強い反発を受けやすい。
  • 地面を蹴っている感覚が強く、薄底シューズ走っているようなスピード感を得られる。
  • フルマラソンよりも10kmやハーフマラソンなど、短いレースで使いやすい。

駅伝やロードレースだけでなく、普段のスピードシューズとしても使ってみてください!

Amazon・楽天からも購入することができます。

スポーツゼビオやアルペンなどから、選ぶことができます。

おわりです^^

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このブログを運営している人

ランニングが身体の一部になっている「みかづき(筆者)」です。

市民ランナーとして普段は走っており、記事の中で出てくる「筆者」として記事を制作しています。このメディアを通して、少しでもランニングに関する悩みを解決したいと思っております。

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