こんにちは、みかづきです^^
今回はアディダス「ADIZERO EVO SL」のレビュー記事です。
マラソンシーズンと言うこともあり、新しいレースシューズが欲しい人もいるのではないでしょうか?
ちなみに、筆者はその1人です^^
そんな人にオススメなのが、今回紹介する「ADIZERO EVO SL 」です!
ADIZERO PRO EVO1の練習用シューズとして発売されましたが、十分レースシューズとして使える機能性を持っています。
それでは10年以上ランニングをしている筆者が、ADIZERO EVO SL についてレビューしていきます!
ADIZERO EVO SL の特徴
ADIZERO EVO SL | |
アッパー | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | LIGHTSTRIKE PRO DOGBONE |
アウトソール | コンチネンタルラバー |
重量 (27.0cm) | 約224g |
ドロップ | 6.5mm |
値段(定価) | 19,800円 |
価格は税込2万円以下ですので、近年のシューズの中ではギリギリ良心的かなと思います。
とは言え性能が高いので、それだけの価値はあります。各パーツごとに解説します。
アッパー
流行のエンジニアードメッシュが使われ、薄すぎずかつ通気性がよくなっています。
また、ヒールカウンターがあるため、踵がつぶれにくくなっています。
アディダスのシューズは軽量化を優先して、踵がすごく弱いときがあります。
ですが今回はしっかりと補強されているので、個人的にはかなり高評価です笑。
ミッドソール
LIGHTSTRIKE PROは、アディダスの中でも最高峰のクッションです。その素材をシューズ全面に使用しています。
アディオスプロ4と比較すると、少し硬めのクッションになっていました。
少し硬めの弾力で、沈み込みがあんまりない印象です。そのため、少し体重をかけただけでも流れるように足が前に出ます。
操作性(シューズの小回りの利きやすさ)は低く、どちらかというストライド走法の人と相性が良さそうです。
カーボンプレートが入っていませんが、「DOGBONE」というナイロン素材のプレートが中足部に入っています。
これにより推進力が得られる訳ではなく、シューズの”安定感”を高めてくれます。
ある程度クッションの硬さがありつつも、プレートが入っていないシューズが欲しい人にオススメです!
アウトソール
基本的には軽量性を重視しているので、特別強いグリップ力はありません。
ADIZERO ADIOS PRO EVO 1はグリップがなかったため、それと比べるとグリップ力はとても高いです。
そのため、走りやすさは向上しているので、市民ランナーでも履きこなしやすくなっていることがわかります。
サイズ感

ワイド感があるため、普段ワイドサイズを履く筆者にとってはちょうど良いサイズ感でした。
アディオスプロ3やノヴァライズなど、最近のアディダスのシューズはワイド感がある印象が強いです。
そのため、普段アディダスを履く人はマイサイズ。逆に、足が細い人はワンサイズ下げることをオススメします。
筆者の足のサイズは以下の通りです↓
- ナイキ ヴェイパーフライ3 27.5cm
- ナイキ ペガサス41 28.0cm
- アディダス アディゼロSL 27.5cm
- アシックス ターサーrp3 27.5cm ワイド
- ホカオネオネ クリフトン9 27.5cm ワイド
そして今回は27.5㎝を選びました。
ぜひ、参考にしてみてください。
使う場面

- 普段のポイント練習
- ロング走
- マラソン・駅伝
ライトストライクプロを使用しているため、普段のゆっくりのジョグには基本的には使いません。
5000m15分台より速い学生さんやサブ3以上の方であれば、トレーニングシューズとして全然使えます。ペース走などのポイント練習や、少し距離やペースを意識して上げるときなどが1番使いやすいです。
サブ3からサブ4を狙っている人には、十分レースシューズとして使えます。
アディオスプロ4やヴェイパーフライ3のようにプレートがないため、トップシューズと比較すると反発性は低いです。
ですが、1km4分前後のペースや5分前後のペースで走るのであれば、むしろADIZERO EVO SLの方が走りやすいです。
カーボンプレートによる足の疲れがなくなりますし、足が疲れてきてもプレートに走らされることもありません。
5kmとか10kmとかになると、プレート入りのシューズの方が有利ですが、40km目線で考えるのであれば、むしろADIZERO EVO SLの方が走りやすいです!
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初心者~サブ5にはオススメでない

ADIZERO PRO EVO1の練習用シューズという位置づけにはなっていますが、サブ4~サブ5ランナーにとっては十分すぎる機能性です。
カーボンプレートが入っていないシューズの中では、1番反発が強いと感じます。
クッション性が欲しいのであればノヴァブラスト4、履きやすさであればアディゼロジャパン8など、たくさんあるのでそちらがオススメですね。
ズームフライ6と比較
ナイキでアルファフライ3の練習用シューズとして、ズームフライ6があります。
練習用と言っていますが余裕でレースシューズのスペックがあり、サブ3ペースで全然走れます。
ズームフライ6とADIZERO EVO SLは、以下のようにして選ぶのがポイントです↓
- ズームフライ6:推進力やスピードを重視したい人
- ADIZERO EVO SL:クッション性・安定性を重視したい人
ADIZERO EVO SLの方がワイド感があり安定感も高いです。そのため、安定性に重きを置く方はADIZERO EVO SLがオススメですね!

まとめ
- マラソンやポイント練習用で使うシューズ。
- LIGHTSTRIKE PROを使い、クッションはやや硬め。
- クッションの硬さがありつつも、プレートが入っていないシューズが欲しい人にオススメ!
ぜひ、次のマラソンや普段の練習に使ってみてください!
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おわりです!
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