こんにちは、みかづきです^^
今回は、ニューバランス「FuelCell Pvlse v1(フューエルセル パルス)」のレビュー記事です。
FuelCell Pvlse v1は他のニューバランスのシューズとは異なり、レーシューズ仕様で薄底シューズとして発売されています。
そんなFuelCell Pvlse v1について、次のような悩みはありませんか?
- FuelCell Pvlse v1の特徴やサイズ感は?
- FuelCell Pvlse v1はどんな人が使うシューズ?
- トラックレースだけでなくマラソン・駅伝で使える?
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します。
結論から言うと、FuelCell Pvlse v1はクッション性とワイド感のある薄底シューズです!
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、FuelCell Pvlse v1について解説します。
この記事ではニューバランスの公式サイトを参考にしています。
FuelCell Pvlse v1を履いた感想
FuelCell Pvlse v1は薄底シューズにも関わらず、ワイド感のあるシューズになっていると感じました。
薄底シューズの代表であるアシックスの「ターサーrp3」「ライトレーサー5」と比較しても、ワイド感が感じられます。
また、クッションの沈み込みを利用した反発性が感じられ、「これ本当に厚さ20mm以内のシューズ?」と思わず疑ってしまいました。(笑)
それくらいクッション性が感じられる、長距離のトラックレース規定(20mm)以下のシューズになっています。
従来のトラックレースで使われていたシューズ(ソーティーマジックやハンゾウなど)とは、全くの別物です。
そのため、クッションによる反発をもらってトラックレースを走りたい人にベストですよ!
FuelCell Pvlse v1の特徴
FuelCell Pvlse v1(フューエルセル パルス)の特徴をまとめてみました。
FuelCell Pvlse v1 | |
アッパー | エンジニアードメッシュ |
ミッドソール | フューエルセル |
アウトソール | 前足部「ソリッドラバー」 踵部「N durance」 |
重さ (27.0cm) | 約176g |
ドロップ | 2mm |
定価(税込) | 14,850円 |
ミッドソールはニューバランス独自のクッション「フューエルセル」が使われていますが、従来のフューエルセルよりも少し硬めの素材感になっていました。
長距離のトラックレースで使用可
2024年11月から800m以上のトラックレースは、ソール厚さ規定「25mm以下」から「20mm以下」になります。(出典:日本陸上競技連盟)
FuelCell Pvlse v1はこの規定をクリアしているため、安心してずっと使うことができますよ!
またドロップが2mmなので、ほぼ靴底がほぼ平面になっています。
フラットだとより地面をけりやすくなるため、短距離選手にとっても非常に使いやすいモデルになっています。
重さと耐久性
重さも約176gと軽量。ただ、レースシューズの中では一般的な軽さです。
長距離スパイクのドラゴンフライ2は約140gですので、特別軽い訳ではありません。
スパイクに比べて少し重いですが、その分シューズの補強が強くなっています。ですので、レーシューズの中では、耐久性が高いことが分かります。
レースシューズの中でもクッション性があって耐久性が高い!
FuelCell Pvlse v1のサイズ感
FuelCell Pvlse v1にワイドサイズはなく、レギュラーサイズのみとなっています。
筆者は普段から大きめのサイズを履いており、「ワイドサイズがないなら窮屈に感じるのかなぁ」と不安でした。
ですが、FuelCell Pvlse v1に足を通してみると、ちょうど良いジャストサイズで履くことができました。(ワイドサイズを普段から履く人は、必ず感動しますよ!)
普段からレギュラーサイズを履いている人にとっては、少しだけゆったりと履くことができますね。
筆者は普段、次のようなサイズ感のシューズを履いています。
- ナイキ ペガサス41 28.0cm
- アディダス アディゼロSL2 27.5cm
- アシックス ターサーrp3 27.5cm ワイド
- ホカオネオネ クリフトン9 27.5cm ワイド
- ブルックス ゴースト16 27.5cm
今回のFuelCell Pvlse v1は、27.5cmでちょうど良いフィット感で履くことができました。
他のランニングシューズで1番近いサイズ感は、アシックスのターサーrp3のワイドかなと感じました。
ニューバランスのシューズは、幅が広い傾向があります。そのため、ナイキやアシックスのシューズと比較して幅が広いと感じました。
薄底シューズに近いクッション性や履き心地でワイド感が欲しい人に、FuelCell Pvlse v1はベストマッチなシューズです!
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薄底シューズの代表であるアシックス「ターサーrp3」については、次の記事でレビューしています。
薄底シューズで練習する
厚底カーボンシューズが主流となっていますが、個人的には薄底シューズで練習することも大切だと考えています。
そもそも練習とは、足をつくって身体を強くしていくことが目的です。
クッション性の良いシューズばかりで走っていると、足への負荷が小さくなる分だけ足を鍛えることができません。
中学・高校生にとってはまだまだ成長の段階ですので、薄底シューズで地面をける感覚を養ってスピードを磨き、強い身体をつくっていく大事な時期です。
スパイクやカーボン入りシューズを履きこなせるようになるためにも、薄底シューズで足を鍛えることは重要な練習要素になります。
スパイクが苦手な人にベスト
ナイキのドラゴンフライ2など、近年ではスパイクにも厚みのあるクッションが搭載されるようになりました。
今までスパイクの負荷に耐えられなかった人でも、スパイクを履けるようになりました。
しかし、ドラゴンフライ2のようなスーパースパイクが登場しても、まだスパイクに抵抗のある人や苦手な人もいますよね。
そのような人に、FuelCell Pvlse v1は使いやすいレースシューズになっています。
スパイクが苦手な学生や市民ランナー方でも、普段の練習にはクッション性または反発性が高いシューズを履いていることでしょう。(ペガサス41やアディゼロSL2、カーボンプレートが入ったマジックスピード3など)
「クッションが潰れて戻るときの反発をもらって走る練習」を無意識にできているので、ほとんど試し履きをしなくてもFuelCell Pvlse v1を使いこなせます。
練習のときに近い走り方ができるため、初心者でも楽に使いこなすことができますよ!
駅伝・マラソンで使うのもオススメ
トラックレースだけでなく、20mm以下のためロードレースでもFuelCell Pvlse v1を使用することができます。
ロードレースとなると、シューズの厚さ規定が40mm以内となります。そのため、ヴェイパーフライ3やメタスピードスカイパリスなど、カーボンプレートとクッションを駆使したシューズも履けます。
筆者は厚底カーボンシューズを上手く履きこなせなかったときには、ターサーなどの薄底シューズで走っていました。
しかし、地面をける感覚の強い薄底シューズだと、10km、20km走ったときにはふくらはぎに大きな疲労がたまり、足の裏もかなり痛かったです。
FuelCell Pvlse v1を使えば、薄底シューズのメリットである地面をける感覚と軽量性がありつつ最低限のクッション性が感じられます。
まだ厚底カーボンシューズに慣れていなかった時期に、FuelCell Pvlse v1が欲しかったです泣。
厚底カーボンシューズをロードレースで使うことに抵抗のある人は、”クッション性のある薄底シューズ”であるFuelCell Pvlse v1がオススメです!
まとめ
FuelCell Pvlse v1の特徴についてまとめてみました。
- 2024年11月以降もトラックレースで使える、20mm以下のレースシューズ。
- 薄底シューズだが、クッション性とワイド感がある珍しい特徴。
- 厚底カーボンシューズが苦手な人のマラソン・駅伝用シューズにもオススメ。
インターバル走やペース走など、普段のポイント練習にも使える優れものです。
ぜひこの機会に、FuelCell Pvlse v1を使ってみてください!
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おわりです^^
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