この記事では、1キロ6分を楽に走るためのポイントを解説していきます。
ランニング経験が長い方から初心者の方まで、この1キロ6分でジョギング(ジョグとも言う)する機会があると思います。
サブ4.5を目指している方は、レースペースになってきます。
幅広いランナーの方が、日々の練習やマラソン大会で走るペースである1キロ6分。
そのポイントを、5つにまとめました!
- 腕を振りすぎない
- 接地時間を短くする
- 股関節を使って走る
- 1キロ6分を速いと思わないこと
- 睡眠時間を確保する
今回は、10年以上長距離を走っている筆者が、1キロ6分を楽に走れるコツを解説していきます。
腕を振りすぎない
1キロ6分を楽に走るには、腕を振りすぎないということを意識しましょう。
腕を振りすぎない!
特にランニングを始めたばかりという方に、腕を大きく振りすぎる傾向があります。
理想の腕振りは、脇をしめて軽く引く感じ振るのが望ましいです。
イメージとしては、コンパクトにふる感じになります。
大きく腕を振りすぎることで、無駄な動きをしてしまう、上半身と下半身の連動がとれなくなってしまいます。
- 無駄な動きをしてしまう
- 上半身と下半身の連動がとれなくなる
それぞれについて、詳しく解説しています。
無駄な動きをしてまう
大きく腕を振ることで、無駄なエネルギーを使ってしまいます。
無駄なエネルギー生まれるということは、余分な力を使ってしまっていることを意味します。
さらに大きな腕振りは、余分な力を使うだけでなく、肩が力んでしまう原因にもなります。
肩が力んでしまうと、腕が振りにくくなってします。
腕が振りにくくなってしまうため、さらに腕を振ろうと肩や腕に力が入ってしまいます。
腕を大きく振る
↓
肩に力が入る
↓
腕振りがしにくくなる
↓
さらに腕に力が入る
このサイクルに使われるエネルギーは、全て余分なエネルギーです。
できるだけ「省エネ」で走れるようにするために、「腕振りはコンパクトにする」ことを意識しましょう。
ランニングをしていく上では、体力はできるだけ使わずに走る方が有利ですので!
上半身と下半身の連動がとれなくなる
走っているときに大事なポイントとなるのが、上半身と下半身の連動です!
上半身と下半身の連動が大切!
腕振りと足の動きはバラバラな動作ではなく、全てつながっています。
走っているときに地面に触れているのは足だけですが、腕を振ることで体のバランスを保ったり、推進力を生み出すといった働きがあります。
この推進力は、上半身と下半身の連動によって生み出されるものです。
上半身と下半身の連動で推進力を生み出す!
しっかりと連動による推進力を得るためにも、腕振りはコンパクトにリズム良く行いましょう。
リズム良く腕を振るというのは、自然な感じで楽に振るということを意識しましょう。
よく「リズム良く腕を振る」というキーワードを見かけると思いますが、「力を入れずに、軽く振る」と捉えてもらって大丈夫です。
この言葉さえ意識していれば、リズム良く腕を振ることができますよ!
接地時間を短くする
足の接地時間を短くすることで、より楽に走れるようになります!
足の接地時間を短くする!
接地時間を短くするということは、一歩あたりの地面に足が着く時間を減らすことをいいます。
接地時間が短くなることで、疲労がたまりにくいメリットがあります。
接地時間が短い方が、疲れにくくなる!
この時にポイントになるのが、ピッチを上げることです。
ピッチとは、足の回転数のことを言います。
接地時間を短くするときに、足の回転数を上げることを意識することで、接地を短くしやすくなるのです。
- 足の回転を速くする
- 接地時間が短くなる
- 疲れにくく走れる!
足の回転を意識して、走ってみましょう!
股関節を使って走る
走る時に、股関節を使って走ることを意識しましょう。
股関節を使って走るのがポイント!
走っているときは、足を動かしているだけではありません。
股関節周りの筋肉も動かしています。
走っている人の中には、膝から下を動かして走っている人がいます。
特に、初心者の方に多い走り方です。
しかし、そういった走りをしているとすぐに疲れてしまうのです!
ふくらはぎや足首の部分は、ついている筋肉量が少ないです。
膝より下の筋肉量は少ない。
また、小さい筋肉は大きい筋肉よりも疲れやすいです。
大きい筋肉の方が、エネルギーをたくさん持っているイメージです!
ですので、小さい筋肉である膝から下の部分をがんばって動かしても、すぐに疲れてしまいます。
これでは、楽に走ることができません。
小さい筋肉は、たくさん使うとすぐに疲れる。
股関節周りの筋肉をしっかりと動かして走ることができれば、すぐに疲れることなく走れます!
股関節から足を動かすことを、意識してみましょう!
1キロ6分を速いと思わないこと
ランニングやマラソンを行う上で、最後に大事になるのは気持ちです!
「ちょっとキツいな」、「しんどいから辞めようかな」とネガティブな気持ちになることがどうしてもありますよね?
筆者も何千回とネガティブな言葉が頭に浮かびました。
しかし、そこで辞めてしまうと、成長できずに終わってしまいます。
「ちょっとキツいな」と思ったところで、一度踏ん張ってみましょう!
気持ちで、負けないこと!!
体が慣れてくると、「少し前はしんどかったに、いつの間にかしんどくない!」と自分のゾーンに入ることができます。
「今しんどいけど、少し耐えよう!」
といったようにしんどいタイミングがきたときに、少しでもいいので頑張ってみましょう!
がんばった分だけ成長できますし、ランニングに徐々に慣れてきます。
気持ちで負けないように、自信をもって走りましょう!
睡眠時間を確保する
走りの質を大きく変える要因の1つとなるのが、睡眠時間の確保です。
できるだけ睡眠時間を確保しよう!
睡眠をしっかりと取るだけでも、ランニングパフォーマンスを大きく向上させることができます!
普段は忙しくて、なかなか難しいという方も多いと思います。
残業が長引いたり、家庭のことがあったりと、寝る時間がどうしても遅くなってしまいますよね。
ですので、「しっかりと走り込みたい」という日の前日だけは少し早く寝ることを心がけてみましょう!
いつもより30分だけでも十分です!
普段をよりも睡眠時間を確保しするだけで、次の3つのメリットがあります。
- 疲れを軽減できる。
- 体の動きがより柔軟になる。
- 呼吸がいつもより楽になる。
日頃の疲れを少しだけ取れれば、ランニングが普段よりも余裕をもって行うことができます!
さらに、ランニングしている時の集中力を高めることもできます。
ランニング中の集中力が上がることで、怪我のリスクを減らすことや体のキレを出すことができます。
少し早く寝るだけで、こんなにもメリットがあるのです!
怪我のリスクも減らすことができる!
まとめ
今回は、「【サブ4.5】1キロ6分ペースを楽に走る5つのポイント!」について解説しました。
1キロ6分ペースを楽に走るためのポイント5つをまとめました。
- 腕を振りすぎない
- 接地時間を短くする
- 股関節を使って走る
- 1キロ6分を速いと思わないこと
- 睡眠時間を確保する
ジョギングをするときは、できるだけ自分にあったシューズで行うことで更に効果を高めることができます。
ですので、初心者の方は特にシューズ選びが重要になってきます。
初心者向けのランニングシューズをまとめた記事がありますので、ぜひあわせてチェックしてみてください!
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