2022年12月22日から日本で発売されたBROOKSのスパイク「Wire 8 (ワイヤー8)」
TWOLAPSの楠選手も履かれているスパイクで、トップランナーにも愛用されているシューズだということがうかがえますね。
今回は元陸上部だった筆者が、ワイヤー8のサイズ感や特徴を、他のスパイクと比較しながらご紹介しています!
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シューズの特徴
- 「XELIGHT」カーボン素材によって、スピードが出しやすい!
- 固定ピンより、スパイクピンの取り外しができない。
- エアズームヴィクトリーのような高い推進力がある!
シューズの内部に使われている「DNAミッドソール」によって、高いクッション性を生み出してくれます。
高いクッション性が得られるだけでなく、DNAミッドソールは超軽量素材となっており、スパイク本来の軽量性を保っているのも特徴になってます。
さらに、カーボンプレートのとしての役割をもっている「XELIGHT」が、前方への推進力を生み出してくれます。
カーボンプレートと聞くと、ナイキの「ヴェイパーフライ」などの厚底カーボンシューズをイメージされる方が多いと思います。ですが、同じナイキの「ドラゴンフライ」など、最近のスパイクには、カーボンプレートが含まれていることが主流となっています。
このカーボンプレートによって、推進力を生み出してくれることから、少ないエネルギーでもスピードが出しやすくなります。
中距離種目(800m、1500m)のスピードを高めたい方にオススメになってます!
スパイクのピンはニードルピンではなく、固定ピン
ドラゴンフライやエアズームヴィクトリーなどでは、取り外しが可能なニードルピンが使用されています。
ですが、BROOKSのワイヤー8では固定ピンになっているので、ピンの取り外しができない作りになっています。
ピンの取り外しができないことがデメリットとはなりませんが、自分の気に入っているピンで走りたいという方には少し向いていないシューズになっています。
スパイクのピンが走っているときにとれるのが嫌な人や、ピンを無くしやすい人にはオススメできるスパイクですよ!
エアズームヴィクトリーとの比較
中距離で活躍するスパイクというと、ナイキの「エアズームヴィクトリー」と比較が気になる方もおられると思います。
反発力でいうと、エアズームヴィクトリーとワイヤー8では大差はあまりありませんでした。どちらもカーボンの反発が感じられ、どちらもトップスピードを出しやすい印象がありました。
- トップスピードを出しやすい。
- 強い反発力が得られる。
- 中距離種目(800m、1500m)で大活躍。
ワイヤー8は、1500m~10000mまで対応しているということで、エアズームヴィクトリーに比べると幅広い種目で使えるという点がメリットになってきますね。
エアズームヴィクトリーで10000mを走るには、さすがに反発力が強すぎて足がもたなくなってしまいます。
ワイヤー8では軽量性のあるクッションが搭載されているので、5000mや10000mを前半スピード出して、後半を耐えて走るという方にオススメです!
エアズームヴィクトリーについては、別の記事で詳しく解説しています。併せてチェックしてみてください!
サイズ感
サイズは、ナイキのスパイクと同じ感じサイズ感でした。
ナイキのドラゴンフライやエアズームヴィクトリーなどと同じサイズの購入されて問題ないと思います。
スパイクを初めて買う方は、いつものジョギングシューズと同じサイズか、ワンサイズ小さいサイズを選ぶのがベストになります。
スパイクはゆったり履くのではなく、スピードが出しやすいようにピッタリとフィットするものが多いです。
少しキツいな感じても、思ってたよりも走れるということがありますよ。
使う場面
スパイクですので試合で履くのはもちろん、トラックでのスピードトレーニングの時に使うのがオススメです。
インターバルやレペティションといったスピード練習では、しっかりとスピードを出し切るという意味では、ワイヤー8を履いて練習するのもありだと思います。
トラックでのスピード練習から、ガンガンスピードを出して走りたい人にオススメです!
まとめ
今回は「【ブルックス】ワイヤー8 レビュー|固定ピンで爆発的なスピードを出すスパイク!」について解説しました。
ワイヤー8の特徴を簡単にまとめてみました。
- 「XELIGHT」カーボン素材によって、スピードが出しやすい!
- 固定ピンより、スパイクピンの取り外しができない。
- エアズームヴィクトリーのような高い推進力がある!
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