こんにちは、みかづきです^^
2020年4月29日より発売された中長距離用スパイク「ナイキ エア ズーム ヴィクトリー」
世界陸上やトップランナーの大会を見ると、ナイキのドラゴンフライの方を見かけることが多いかもしれませんが、スピードを出しやすいのはエアズームヴィクトリーです!
今回は陸上部だった筆者が、ドラゴンフライとの比較をしながら、スパイクの特徴やサイズ感を解説していきます。
シューズの特徴
- スパイクの中でも通気性と軽量性が高い!
- 「ズームX」と「カーボンプレート」で反発力を増大させる!
- ドラゴンフライよりもスピードを求める方にオススメ!
前足部にZoom Airユニット
ナイキのアルファフライのように、見るだけですごそうなのが今回の「エアズームヴィクトリー」ですよね。
前足部のZoom Airユニットは、つま先部分で踏み込んだときに最大限に推進力を生み出してくれるパーツになっています。
この部分は、ドラゴンフライにはありませんので、差別化されているポイントになると思います。
ドラゴンフライやアディダスのアバンティTYOよりも、さらなるスピードが欲しい方は、ぜひエアズームヴィクトリーを使うことをオススメします!
通気性と軽量性が高い
スパイクの生地の部分が少し透けていることもあって、通気性と軽量性は非常に高いものになっています。
そのため、少し耐久性が強くないというデメリットもありますが、頻繁に履かなければ十分長く使えているので心配することはなさそうです。
通気性が良いスパイクより、3000m障害(3000mSC)でも走りやすいというのもエアズームヴィクトリーの特徴になってます。
ナイキのマンバという少し前に流行ったスパイクと比べても、通気性は高いので、過去のナイキのスパイクと比べても一番通気性が高いスパイクだと思います。
3000m障害で使うスパイクを探している方は、エアズームヴィクトリーを使ってみるのもオススメです!
ズームXが反発を生み出す
ナイキのズームXは、地面に踏み込んだときの反発力が高いのが特徴です。
エネルギーリターン率が80%前後と言われているほどであり、感覚としては力を加えた分だけ跳ね返ってくる感じですかね。
前作のズームヴィクトリー3と比べても、エネルギーリターン率は比べものにならないほど、エアズームヴィクトリーの反発力は凄まじいものでした!
このズームXは、使いこなすのが難しい訳ではなく、走るだけでエネルギーを推進力に変えてくれるので、誰でも使えるスペックとなっていますよ!
これにカーボンプレートも加わりますので、どれだけ推進力が高いかは一目瞭然ですよね。
サイズ感
通常のスパイクとサイズ感は同じでした。
スパイク独特のピタッとした感じがありますし、かかと部分もとても薄くて固定されている感じがほとんどなかったです。
サイズとしては、ドラゴンフライやナイキのマンバと同じサイズのものを購入して問題ないと思います。
アディダスのアバンティTYOや、アシックスのスパイクなど他社のスパイクを履かれていたとしても、スパイクであれば同じサイズを購入してもらって問題ないです。
ワイド感については、足幅が広いとは感じませんでしたが、普段からワイドなランニングシューズを履いている筆者でも履くことができました。
ワイドサイズのランニングシューズとして使っているのは、ホカの「クリフトン9 ワイド」やアシックスの「ターサーrp3 ワイドサイズ」です。
ギリギリではありますが、エアズームヴィクトリーもしっかりと履いて走れているので、足幅の広い人でも履くことができますよ!
使う場面
800mから5000mまでの距離で使うことができるスパイクです。
少し足への負担が大きいので、10000mで使うのは少しキツかったです。スピードを活かして走れる3000m~5000mが限界ではないかなと個人的に感じました。
また、反発の強さとスピードの出やすさから、200mや400mでも十分使えるスペックだと思いました。実際に短距離選手で履いている人もいるほどですので。
短距離の方が使う場合は、ニードルピンを自分の好みのピンに変えて使えば問題なく使えますよ!
世間的に1500mや3000mですと、世間的にナイキのドラゴンフライを使っている人が多いと思います。
ドラゴンフライは初心者や脚力に自信がない人でも使いやすいスパイクですので、もしどちらのスパイクを履くか迷っていて、脚力に自信があるならエアズームヴィクトリーを使うのがオススメです。
シューズ単体の性能だと、スピードを出しやすいのはエアズームヴィクトリーなので!
スピードを求めている方にはエアズームヴィクトリーがオススメ!
まとめ
今回は「【ナイキ】エアズームヴィクトリー レビュー|ドラゴンフライよりもスピード勝ってる!」について解説しました。
- スパイクの中でも通気性と軽量性が高い!
- 「ズームX」と「カーボンプレート」で反発力を増大させる!
- ドラゴンフライよりもスピードを求める方にオススメ!
入手方法としては、ステップスポーツなどの店舗とオンラインでのどちらでも入手が可能です。
ドラゴンフライほど入手が困難ではないので、まだ入手はしやすい方だと思います。
ドラゴンフライと同じように、カラー展開が増えると再販されていますので、欲しいけどまだ手に入れられていない方は、随時Amazonや楽天などをチェックしてみてください!
別の記事でドラゴンフライについて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください↓
おわりです^^
コメント