こんにちは、みかづきです^^
今回は、2021年9月から発売したBROOKS「Ghost14(ゴースト14)」のレビュー記事。
「ゴーストシリーズ」はブルックスの中でも、ロングセラーモデルとなっています。
アメリカで最も愛されているランニングシューズの1つになるほど。
それでは元陸上部だった筆者が、前作と比較しつつご紹介します!
前作(ゴースト13)と比較
ゴースト13 | ゴースト14 | |
クッション性 | 一部にDNA LOFT | 100%DNA LOFTを使用 |
サイズ感 | ワイドサイズあり | ワイドサイズ あり |
ドロップの厚さ | 11.5mm | 12mm |
重さ | 約286g (27cm) | 約280g(27cm) |
値段 | ¥14,300(税込) | ¥14,300(税込) |
上記の表が、前作のゴースト13とゴースト14の比較です。
比べてみると分かると思いますが、重さやドロップの厚さなど大きな変化はありません。値段も同じ(定価)。
しかし、ミッドソールにクッション材である「DNA LOFT」がどれだけ使われているかで、走りやすさが大きく変わりました。
ここから、詳しく解説します。
シューズの特徴

- 軽量かつ耐久性の高い「DNALOFT」採用
- 「エンジニアードメッシュアッパー」を採用
- ドロップの厚さ : 12mm
- 重さ : 約280g (27cm)
- 値段:¥14,300(税込)
各パーツごとに説明します。
アッパー

エンジニアードメッシュを採用。
エンジニアードメッシュアッパーは重さを感じることのない、軽量感が特徴的。
他のシューズと比較しても珍しい、継ぎ目のない構造をしています。そのため、走っているときのフィット感をより高めてくれます。
踵のホールド感が高い
踵の部分は、分厚いクッションで覆われています。
ですので、踵から着地する走り方の人でも怪我や身体のブレの心配なく走ることができます。
ミッドソールのアップデート

柔らかすぎないクッション素材「DNA LOFT」を使用。
シューズ全面に使われており、着地したときのクッション性を向上しています。
このDNA LOFTは、高い耐久性と程よいクッション性を併せ持った素材になります。
前作では、踵と前足部の外側のみにDNA LOFTが採用。しかし、ゴースト14ではミッドソール全面にDNA LOFTが使われています。
そのため、着地時のクッション性がより高くなっています。アスファルトなど硬い路面で走るとよく感じます。
アウトソール

あわせて、シューズ裏の紹介もします。
シューズ裏には、クラッシュパッドという素材が使われています。
1種のグリップのようなものです。
ナイキやニューバランスにありがちなグリップの形状をしていますが、引けを取らないほどグリップ力をもっています。
履いた感覚
ゆったりと履くよりも、フィット感を重要視している感覚がありました。
ゲルカヤノ30やペガサス40など、ジョギング用のシューズは少しゆったり目に作られていることが多いです。
しかし、ゴースト14は窮屈感を感じない程度にフィットしてくれます。
フィット感が強いことで、足が細い人でも履きやすいというメリットがあります。
特にレディースの人で、ピッタリのシューズを求めている方にはゴースト14のフィット感がちょうど良いかもしれません。
フィット感が高いことで、シューズの中で足が遊んだりズレたりすることが少なくなります。そのため、靴擦れ・マメの防止にもなりますね。
足裏のマメで困っている人は、ぜひ試してみて欲しいです!
- 靴擦れ・マメを防止できる
- 足が細い人でも履きやすい
耐久性
クッション素材「DNA LOFT」の全面使用より、頻繁に使っていても耐久性が高いです。
シューズの裏側が少し硬い素材感のため、摩擦によるすり減りや走り方によるシューズの変形の心配もナシ。
普段履きとして使っていても、長く使えるのでコスパも良いと感じました。
サイズ感

基本的に、普段履いているランニングシューズと同じサイズで大丈夫です。
ここまでの説明からフィット感が強いため、普段ワイドのシューズを履いている人は履けないと考えた人も多いはず。
大丈夫です。ゴースト14はワイドサイズもあります。
しかも、ワイドサイズが2パターンあり「ワイド」・「スーパーワイド」まであります。
メンズのサイズ表記とそのサイズ感をまとめると、以下の通り。
サイズ感 | 標準 | ワイド | スーパーワイド |
表記 | D | 2E | 4E |
レディースのサイズは、次の通り。
サイズ感 | 狭い | 標準 | ワイド |
表記 | 2A | B | D |
フィット感が強い分、サイズ展開が豊富なところがブルックスの素晴らしい点でもありますね。
ゴースト14を使う場面

- ジョギング
- 普段履き
- 人によってはフルマラソン
キロ6分くらいまでのジョギングなら、問題なく履くことができました。
キロ4分~キロ5分のペース走などで使うのは、少しキツイと感じると思います。(個人差あり)
少し速めのペース走やスピード練をしたいときは、同じブルックスの「ハイペリオンテンポ」を使うのがオススメ。
マラソンでも使えないことはない
280g前後の重さですので、フルマラソンで使うには重いと感じる人もいると思います。
とは言っても、シューズのスペックが高いので走れないことはありません。
ブルックスのシューズの履き分け
- 普段のジョギング→ゴースト14
- スピード練・ペース走等→ハイペリオンテンポ
ゴースト14を使ったシューズの履き分けは、上記の通り。
スピード練や速めのジョギングをほとんどしない人は、「ゴースト14」1足で問題ないかと。
ダイエット目的や、日常生活に運動を取り入れたいという人であれば、ハイペリオンテンポとかよりゴースト14の方が履きやすいと思います。
理由として、より足にフィットするシューズの方が、足への負担なく扱いやすいからです。
まとめ

- 足が細い人でも高いフィット感が得られる。
- 幅広いサイズ展開で、ワイドの人も履きやすい。
- ジョギングシューズとして、ハイスペック。
Amazonや楽天では、セール中になっていることが多いです。最安値で買うにはオススメ。
ゴアテックスで雨天でも快適
ゴアテックスのバージョンでは、雨天などの悪天候下でも使いやすい「防水タイム」になっています。
ゴアテックスとは、アッパーに直接貼られた軽量素材。
※ゴアテックスバージョンでは、商品名のあとに”GTX”と付いています。
ゴアテックスのシューズは、トレイルランやウルトラマラソンでの需要が特に多い感じですね。
「ゴースト14 GTX」もAmazonや楽天で購入可能です。ぜひチェックしてみてください。
おわりです^^
コメント