こんにちは、みかづきです^^
今回は、ホカオネオネ「リンコン4」のレビュー記事です。
2024年7月15日から日本で発売された、リンコン3のアップデートモデルになります。
そんなリンコン4について、次のような悩みはありませんか?
- リンコン3とリンコン4の違いは何?
- クリフトン9との違いは?
- リンコン4の特徴やサイズ感などが知りたい!
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します。
結論から言うと、リンコン4は以下の特徴のあるシューズが欲しい人にオススメです。
- カーボンプレートが入っていない
- 軽量性であり、ある程度クッション性がある
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、リンコン4をレビューしていきます。
リンコン4の特徴
リンコン4は、軽量で耐久性の高いジョギングシューズになっています。
前作(リンコン3)から大幅なアップデートがあり、クッション性が大きく向上しました。
カーボンプレートは入っていませんが、「メタロッカー」構造によってグッと前に押し出してくれる感覚があります。
踵から着地したときに自然につま先まで体重移動がしやすいので、走りやすさが追求されたシューズになっていますね。
リンコン4の詳細を以下の表にまとめました。
リンコン4 | |
アッパー | エンジニアードダブル ジャガードメッシュ |
ミッドソール | ミッドソールフォーム |
アウトソール | ラバライズドEVA |
重さ (28.0cm) | 約228g |
ドロップ | 5mm |
定価(税込) | 16,500円 |
リンコン4の重さは、約228g(28.0cm)とジョギングシューズの中ではトップレベルの軽さになります。
定価は16,500円ですので、今のランニングシューズの相場だと平均的かなと感じます。
前作のリンコン3と比較していきます。
リンコン3との違い
リンコン3は薄底シューズのように地面をけって走る感覚があり、スピードも出しやすかったです。
リンコン4ではクッション性が増し、地面をける感覚はあまり感じなくなりました。
どちらかと言うと、クッションの反発をもらう走り方になりました。
アッパー
アッパーは、エンジニアードダブルジャガードメッシュが使われています。
メッシュ素材ではありますが、柔らかく包み込んでくれるような素材感になっています。
軽量化をすればするほどシューズは軽くなりますが、どうしても耐久性や快適さが低下してしまいます。
軽くて耐久性の低い、レースシューズがその例ですね。
軽量化によりスピードを出しやすくするのではなく、あくまでも快適性を高めたジョギングシューズ仕様になっています。
そのため、アッパーに少し厚みがあって、フィット感を高くなっていますよ!
ミッドソール
リンコン3からクッション性がアップし、足への衝撃が少なくなりました。
地面をけって走る感覚を大切にしたい人にとっては、デメリットな部分になるかもしれません。
クッション性が上がったことにより、軽さを維持しつつもクッション性があるという唯一無二のシューズになりました。
ですので、軽くてクッションが欲しいというわがままな人の願いを叶えた、そんなシューズになっていますね。
アウトソール
写真からも分かるように、シューズ裏全体にラバライズドEVAというラバー素材で補強されています。
前作のリンコン3では、比較的シューズの裏が削れやすいというデメリットがありました。
耐久性という面で見ると、少し物足りなさがありましたね。
リンコン4ではランナーの声が活かされて、アウトソールで耐久性を上げる工夫がされたのだと思いますよ。(感動)
サイズ感
少し幅広なサイズ感になっていますが、特別大きい訳ではありません。
前作のリンコン3を履いている人であれば、同じサイズで問題なく履くことができます。
筆者が普段履いているランニングシューズは、次の通りです。
- ナイキ ヴェイパーフライ3 27.5cm
- ナイキ ペガサス41 28.0cm
- アディダス アディゼロSL 27.5cm
- アシックス ターサーrp3 27.5cm ワイド
- ホカオネオネ クリフトン9 27.5cm ワイド
比較的、大きめのシューズを履くことが多いですね。
そのため、筆者のように足幅が広い人はワイドサイズを選ぶのがオススメです。
足の甲の辺りは、低すぎない設計になっています。
ですので、足の甲が高い人でも無理なく履くことができますね!
筆者の個人的な感想ですが、だいたい同じ時期に発売されたペガサス41やアディゼロSL2と比べてサイズ感はかなりゆったりだと感じました。
ワイドサイズだからという理由だけでなく、ホカオネオネのシューズは比較的サイズ感が大きめです。
そのため、ペガサス41やアディゼロSL2が足に合わなかった人は、リンコン4を選ぶのがオススメです!
使う場面
リンコン4は、言うまでもなく普段のジョギングで使えるシューズになっています。
そこでこの記事では更に深掘りして、「フルマラソン」と「短距離」で使えるのかどうかについて考察していきます!
マラソンで使うのにオススメ
クッション性と耐久性が上がったこともあり、フルマラソンでも使いやすいシューズになりました。
ポイントなのは「めちゃくちゃ軽い」ことです。(約228g(28.0cm)より)
クッション性や反発性が増すと、それに比例して重量が重くなるのが一般的です。
ヴェイパーフライ3や同じホカのシエロX1などレースモデルは軽量ですが、耐久性が低く高額というデメリットもあります。
また、ロッカー構造によって後半疲れてきても、転がるように足の回転がしやすいのもフルマラソンでオススメする理由です。
- 軽くて足を持ち上げすい
- 後半戦(20km~)でも、足の回転がしやすい
→走り慣れている人であれば、1km5分~5分30秒ペースも簡単に出すことができます。
そのため、カーボンプレートなしのシューズでサブ4を狙っている人は、リンコン4は有力候補ですよ!
短距離選手は少し使いづらい
短距離選手が使うのであれば、リンコン4よりも前作のリンコン3の方がオススメです。
リンコン4になって少し重くなり、ミッドソールのクッション性も向上しました。
長距離選手は市民ランナーにとっては嬉しいアップデートですが、短距離目線になるとデメリットになっています。
リンコン4が発売されて、リンコン3がセール価格で買えるようになりました。あえて前作を選ぶのも選択肢の1つにもなりますよ。
クリフトン9と比較
クリフトン9とリンコン4は、シューズを使う人のレベルによってどちらが良いのかが変わってきます。
筆者のオススメとしては、次のようになります↓
- クリフトン9→走り慣れている人・エリートランナー
- リンコン4→初心者・走りやすいシューズが欲しい人
クリフトン9の方がクッションは硬く、その分だけシューズの反発性も高くなっています。
ですので、シューズの反発・クッション性だけで考えると、クリフトン9の方が優れていますね。
シューズの使いやすさや走りやすさで言うと、リンコン4がオススメになります。
クリフトン9よりもリンコン4の方が、ロッカー構造のためつま先がよりそり上がっています。
加えてリンコン4の方が軽くて反発性も強すぎないため、リンコン4の方がクリフトン9よりも使いやすいのです。
初心者や走りやすいシューズが欲しい人は、リンコン4を選ぶのがオススメですよ!
まとめ
リンコン4の特徴をまとめました。
- カーボンプレートが入っていない
- 適度なクッション性がありつつ軽いシューズ
- 走りやすくて、初心者でも扱いやすい!
薄底シューズという位置づけではなくなりましたが、走りやすさを重視した厚底シューズになっています。
ぜひ普段のジョギングで、軽さを体験してみてください!
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おわりです^^
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