こんにちは、みかづきです^^
今回は「長距離の前日刺激」について解説します。
いきなりですが、レース前の刺激について次のような悩みはありませんか?
- 長距離の刺激ってそもそも何?
- 刺激はレースの前日にするもの?
- マラソンや駅伝前の刺激はどうする?
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します!
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、陸上の刺激について解説します。
レース前に行う「刺激」
陸上における刺激とは、身体に速いペースのスピードを入れることで、身体の可動域を広げ筋肉に刺激を入れること指します。
身体に速い動きを覚えさせ、眠っている筋肉を起こすことができるため、レースでより速いペースで動けることが期待できます。
刺激は2日前がベスト
刺激と言うと「前日刺激」と言われるくらい、レースの前日に刺激を行う人が多く見受けられます。
しかし、10年以上ランニングを続けた筆者は、前日ではなく2日前に刺激を行うことをオススメします。
理由としては刺激をレース前日に行うと、刺激の疲れが残ったままレースを迎えることになるからです。
刺激は1000mや800mなどの距離を、9割前後の力で走ることが多いです。
そのため、1本だけだとしても身体にそれ相応の疲労がたまることになります。
刺激で関節の可動域を広げたり、筋肉の活性化を促したりしても、身体に疲労が残るとどうしてもベストなコンディションではなくなります。
レース2日前に刺激を行うと、刺激による疲労をしっかりと取りつつ良い動きでレースを走ることができます。
もちろん、個人差もありますし、スケジュール的にレース前日に刺激を行いたい人もいると思います。
刺激のポイント・コツ
刺激は9割くらいの力で、一定のペースで走るようにするのがポイントです。
リディアードのランニング・バイブルによると、レース前の刺激(書籍ではタイムトライアル)は3日前に行われています。
その後、レース前日に流し(ダッシュ)を数本取り入れています。
レース前日に筆者は軽いジョギング+流し数本をしているため、ほぼ同じような感じになっています。
多くのランナーや監督に愛されているリディアードのランニング・バイブルと、ほぼ同じメニューの組み立て方です。
ですので、自信をもってレース前の刺激の仕方を紹介できます^^
刺激の方法
刺激は基本的に、600~1000mの距離を1本だけ9割の力で一定のペースで走ることがベターです。
しかし、中長距離といっても種目がたくさんあるので、次のように種目ごとに筆者なりのアレンジを加えたものを紹介します。
- トラックレース
- マラソン
- 駅伝
1つずつ解説します。
トラックレース前の刺激
トラックレースの場合は、600~1000mの刺激を1本行うのがオススメです。
タータンで練習ができなくても、学校のグランドや近くの河川敷などできる場所でOKです。
走る前にしっかりと距離だけを決めて、自分の感覚を優先して9割くらいの力で走れるようにします。
マラソン前の刺激
マラソン前の刺激は、1000mまたは2000m1本を走ることがオススメです。
2000mを1本走る場合は、7~8割くらいの力で少し余裕を持ちつつ走るようにします。
マラソンは約40kmも走るので、極端に速いスピードは求められません。
そのため、速度を落とし少し距離を伸してレースペースくらいで走れると、よりマラソン当日に近いイメージで刺激を行うことができます。
駅伝前の刺激
駅伝前の刺激は、トラックレースと同様に600~1000mの刺激を1本行うのがオススメです。
特に中学生・高校生であれば、長くても10kmまでの距離になると思います。
そのため、スピードが求められると思うので、トラックレースと同等の刺激のやり方で行いましょう!
まとめ
- 刺激は2日前に行って、疲労をしっかりと取る
- 刺激は必ずしも1000m1本じゃなくても良い!
- トラック・マラソン・駅伝で臨機応変に、刺激の距離やスピードを調節
1人1人刺激の内容や価値観が違って当たり前ですので、自分の感覚に落とし込んで実践してみて下さい!
トラックや駅伝など、レースにオススメのシューズ・スパイクもご紹介しています。
この機会にぜひ、ご覧ください!
おわりです^^
コメント