こんにちは、みかづきです^^
今回は、ホカオネオネの「ロケットX2(ROCKET X 2)」のレビュー記事です。
前作のロケットXとは全く別物のシューズとなり、比較的履きやすい厚底カーボンシューズに生まれ変わりました。
ホカオネオネのランニングシューズを普段履かない人にも、オススメしたい1足です!
それでは10年以上ランニングをしている筆者が、ロケットX2について解説していきます。
【ホカオネオネ】ロケットX2の特徴
ロケットX2 | |
アッパー | テクニカルシンセティック メッシュアッパー |
ミッドソール | 「Pebaフォーム」 「カーボンファイバーフォーム」 |
アウトソール | ジュラブレーションラバー |
重量 (27.0cm) | 約218g |
定価(税込) | ¥35,200円 |
マラソン | |
部活 |
前作のロケットXとは大きく異なり、ロケットX2はフルマラソンでもしっかり使える厚底カーボンシューズに生まれ変わりました。
1つずつ、特徴を深掘りします。
ホールド感が強い
アッパー(シューズ上部)に、「テクニカルシンセティックメッシュアッパー」という素材が使われています。
この素材は足へのホール感がとても強く、どんな人が履いても強いフィット感があると思います。
またロケットX2は、アディダスのタクミセン8のようにかかと部分がペラペラとして弱くなっています。
しかし、アッパー素材のホールド感が強いため、かかとのサポートがなくてもシューズのフィット感が高かったです。
そのため、かかとのホールド感弱いからといって、ホールド感やフィット感がないわけではありません。
ここまでホールド感の強い厚底カーボンシューズは、ロケットX2にしかいない魅力ですね。
少し柔らかさのあるカーボン
ミッドソールでは、ホカオネオネで1番反発力のある「Pebaフォーム」という素材が使われています。
この素材によって、ホカオネオネの独特のクッションに高い反発性が生まれました!
しかし、ナイキのヴェイパーフライネクスト%3やアディダスのアディオスプロ3と比べると、反発感は少し低い感覚があります。
そのため、反発性の中にクッションの柔らかさが残って、履き心地が良く扱いやすい厚底カーボンシューズになっています。
フルマラソンやロードレースなどで、ヴェイパーフライネクスト%3などを履くのが難しいランナーに履いて欲しいランニングシューズになっていますよ!
耐久性が高い
アウトソールのジュラブレーションラバーは、他のホカオネオネのシューズの中でも高い耐久性があります。
ヴェイパーフライネクスト%3よりも靴底がはがれにくく、すり減りも少ないのが特徴ですね。
そのため、厚底カーボンシューズの中では耐久性が高い方になっています。
接地面積が広く安定感がある
ロケットX2の特徴として、接地面積が大きいです。
シューズの足幅が広く、そのため接地面積が広くなっています。
この接地面積が広くなることで、走っている時の安定感が高くなります。
そのため、安定感のある厚底カーボンシューズが欲しい人に、ロケットX2は特にオススメですね。
接地面積が広いので、ロケットX2の走り方は地面を真上から押すような感覚で走るのがベストです。
ただ、つま先部分がそり上がっている作りであるので、かかとから転がるように着地をしても走れます。
自分に合った走り方ができるのも、ホカオネオネのシューズの良さになっています。
サイズ感
普段のランニングシューズと同じサイズ感で良いと思います。
標準サイズで2Eサイズですので、少し足幅が広いです。しかし、アッパー素材のホールド感が強いため、そこまで足幅の広さを感じることはなかったです。
ですので、普段のランニングシューズと同じサイズ感で問題ありません。
また、ホールド感が強いため、甲が高い人にとっては窮屈な感覚があるかもしれません。
ですが、ロケットX2はマラソンや駅伝などのレースシューズですので、フィット感が強い分には走りやすいと思います。
シューズのホールド感が強すぎるのが苦手な人は、同じレースシューズであるアディオスプロ3の方がオススメです。
少しワイド感もあるので、レースシューズでも余裕のあるフィット感が欲しい人はアディオスプロ3もチェックしてみてください。
使う場面
ロケットX2は、フルマラソン・駅伝などのロードレースに使うのがオススメです。
世界陸連(WA)の規定より、ソールの厚さはロードレースで40mmまでなので、ロードレースでは問題なく使えます。
先述したとおり、厚底カーボンシューズの中では少し反発性が抑えられ、柔らかいクッションがあります。
ロケットX2は柔らかさが感じられることから、スピードを出すというより長く走り続ける方を得意とします。
そのため、5kmや10kmのロードレースよりも、ハーフマラソンやフルマラソン、50kmを越えるウルトラマラソンなどに使うのがオススメです。
「ウルトラマラソンって良く分からない」と感じているかもしれませんが、世界遺産をウルトラマラソンで走る大会がたくさんあります。
この機会に、長い距離のロードレースに優れたロケットX2を履いて、世界遺産を駆け抜けてみてはいかがですか?^^
マッハXと比較
ロケットX2とマッハXの1番の違いは、カーボンプレートがあるかどうかです。
そのため、カーボン独特の硬さや反発の強いシューズが苦手な人は、マッハXの方が履きやすいです。
しかし、ミッドソールはロケットX2と同様、ホカオネオネの中で1番反発力のあるPebaフォームが使われています。
そのため、シューズ自体の反発力は十分にあります。
ミッドソールがどちらおも同じ素材ですので、ロケットX2の練習用シューズとしてマッハXを使うのがベストな履き分け方です。
イメージとしては、ヴェイパーフライネクスト%3の練習用シューズとして、ズームフライ5を使うのと同じです。
アディオスプロ3と比較
ロケットX2とアディオスプロ3の違いは、反発力の強さです。
反発性だけで見ると、アディオスプロ3のミッドソールの方が優れているためスピードも出しやすいです。
そのため、トップランナーにとってはアディオスプロ3の方がスピードを出しやすいと感じるかもしれません。
逆に、サブ4、サブ5市民ランナーにとっては、アディオスプロ3よりもロケットX2の方がちょうどいい反発感になっています。
このことからも、ロケットX2は初心者の人にも扱いやすい厚底カーボンシューズです!
まとめ
ロケットX2は、ヴェイパーフライネクスト%3やアディオスプロ3よりも、市民ランナーにとって扱いやすい厚底カーボンシューズです。
また、ウルトラマラソンなどのロングランに挑戦したい人にもオススメしたいシューズです!
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おわりです^^
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