こんにちは、みかづきです^^
今回は「長距離の練習メニュー」について解説します。
長距離の練習メニューの組み立て方を工夫することも大切ですし、レースに合わせて調整することも重要です。
それと同じくらい「決めた練習メニューを100%やり切る」ことも大切になってきます。
いきなりですが、長距離において次のような悩みはありませんか?
- 強度の高い練習をたくさんしているのに、タイムが縮まらない。
- 速い人と一緒に走っているのに、なかなか実力がつかない。
- キツイ練習が出来ているのに、試合本番でベストが尽くせない。
上記のような悩みがある人は、練習メニューの組み立て方に問題があるのではなく、練習のこなし方に問題がある可能性が高いです。
それでは10年以上ランニングを続けている筆者が、「決めた練習メニューを100%やり切る」ことについて解説します。
100%やり切ることの重要性
陸上の中長距離の練習方法については、ネットや書籍などで様々な議論がされています。
走る距離が全てだという人もいれば、2部練は必ずした方が良いという意見もあります。
もちろんそのような意見も重要だとは思いますが、筆者的に1番大事だと思うのは、”どのようにその練習をこなしたか”です。
身体にあるエネルギーを全て使ってやり切ったのか、余裕を持ってやり切れたのか、この2つだけでも練習の効果は大きく変わってきます。
ここから、次の2つの要素に分けて解説します。
- 追い込む練習だけでは強くなれない
- 身体の基礎をつくる練習
追い込む練習だけでは強くなれない
全力で練習をやり切ったときは、自分の現状を打破できたときです。
自分のレベルが仮に1だったとして、レベル2へ上がるには現状を打破するような経験や継続が必要です。
自分の身体にある力を振り絞り、かつ今までの経験や思考を駆使して現状を突破する。このようなきっかけがあって、初めてレベルを上げることができます。
ですが、常に限界を突破するための努力をしていても、不十分なのです。
ゲームに例えると分かりやすいと思いますが、レベルアップするためには経験値を貯める必要がありますよね。次のレベルアップまでに必要な経験値を貯めて初めて、次のレベルに上がれるかどうかの話になります。
陸上の中長距離に話を戻すと、全力を出し切る練習だけでは必ずしも成長しないということ。
余裕を持ってこなせる練習もしっかり積み重ねて、その上で自分の限界へ追い込む練習があるということです。
身体の基礎をつくる練習
よく中長距離で、「今は身体の基礎をつくる時期」といって追い込みすぎない期間を設けるランナーがいます。これは、あえて余裕を持って練習をこなすことでレベルアップするための経験値を貯めているということです。
自分の日頃の練習を振り返ってみて、普段から追い込むことでしか練習を消化していない人は記録が伸び悩んでいる人が多いです。
自分を追い込んで走ることも大切ですが、もし今の練習でなかなか成長が感じられないと思うなら、少し余力を残して終えることが練習を取り入れてみて下さい。
「自分が必ずできる」と思える練習なら、なんでもOKです。
きっと、これまで破ることができなかった記録や限界を超えられるようになってきますよ!
もちろん、しっかりと練習を継続して努力することが前提ですよ^^
ポイント練習やスピード練習に適したランニングシューズも紹介しています。
ぜひ普段の練習で、使ってみてください!
おわりです^^
コメント