ランニング中の腕振りの効果とコツ3つを解説【中長距離・マラソン】

こんにちは、みかづきです^^

今回は「ランニングの腕振り」について解説します。

いきなりですが、腕振りをしているときに次のような悩みはありませんか?

腕振りの悩み
  • ランニングでの腕振りの効果が知りたい
  • 腕振りをしていると疲れるのはなぜ?
  • 腕振りと肩甲骨の関係は?

この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します!

この記事では、桜井 智野風さんが書かれた「走りのサイエンス」を参考にしています。

それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、腕振りの効果とコツについて解説します。

目次

ランニングでの腕振りの効果

走っているときに腕振りをすることで、次の2つの効果があります。

  • 重心のズレをコントロールする
  • エネルギーの節約に繋がる

1つずつ、深掘りします。

重心のズレをコントロールする

腕振りをすることで、ランニング中に生じる微妙な重心位置のズレをコントロールする意味があると考えられています。

腕を振らずに走ってみると、身体が左右にブレるため走りにくくなります。

他の具体例を出すと、綱渡りのようにバランスをとって前に進む場面を思い出してみてください。

ゆっくり進んでいるだけでなく、腕を伸したり動かしたりして上手くバランスを取ろうとします。

そのため、腕振りは走っているときのバランスを取るために重要になると考えられています。

エネルギーの節約に繋がる

ランニングでの腕振りは、エネルギーを効率良く使って移動するために不可欠な動作になります。

腕を振らないで走った場合、肩周りの動きが不自然になり上下方向の動きが制御できなくなります。

そのため、エネルギーロスが大きくなってしまうのです。

ですので、腕振りをすることでよりエネルギー効率よく、走ることができるのです。

腕振りのコツ

腕振りをするときのコツは、以下のポイントを意識します。

  • 肘を引くようにする
  • 手は軽く握る
  • リラックスして脱力する

1つずつ、深掘りします。

肘を引くようにする

腕を振るというよりも、肘を引くことを意識して走るのがポイントです。

動物の発生学的にいうと、「肩甲骨と大腿骨」、「上腕骨と脛骨」が対応しています。

ランニングで下半身の大腿部の振り出しに対応している上半身の部分は、肩甲骨と分かります。

そのため、腕を振るという動作は、「肩甲骨を動かす動作」になります。

肘を引いて走って見ると、肩甲骨の部分が動いていることをより実感できると思います。

肩甲骨を上手く使えるようにするために、肘を後ろに引くことを意識してみてください!

手は軽く握る

手はかるくグーを作る感じで、力を入れないことがポイントです。

手を強く握ってしまうと腕に力が入るため、効率よく肩甲骨を動かすことができません。

また、余分にエネルギーを使ってしまうことにもなります。

そのため、手は軽く握るくらいがオススメです。

全体的にリラックスする

肩甲骨を中心とした肩関節をリラックスした状態にすることで、スムーズな腕振りをすることができます。

手を強く握ってはいけないと説明しましたが、手だけでなく上半身全体をリラックスさせる必要があります。

力んだ状態で走ると、ランニングフォームが崩れるだけでなく、余分なエネルギーを使うことにもなります。

ですので、肩の力を抜いてリラックスして走ることを意識しましょう!

太鼓をたたくイメージで走る【初心者】

「リラックスして走る」と言われても、実際にやってみると難しいと感じる人もいると思います。

そこで、初心者の人でも上手く腕振りができるポイントとして、太鼓をたたくように走ることです。

お腹周りにつけた太鼓を、軽く握ったバチ(たたく棒)でたたくイメージで走ると、比較的腕振りがしやすくなります。

バチで太鼓をたたくようなイメージで走る!

腕振りは意識しすぎると、すぐに肩が力んでしまいます。

そのため、1つ1つできるところからアプローチをしていくことで、リラックスして走ることができます。

自分の中で走りやすい腕振りを見つけてみてください!

また、腕振り以外での疲れない方法についても、自分の経験から紹介しています。

持久走やマラソンなどに、活かしてみてください!

おわりです^^

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このブログを運営している人

ランニングが身体の一部になっている「みかづき(筆者)」です。

市民ランナーとして普段は走っており、記事の中で出てくる「筆者」として記事を制作しています。このメディアを通して、少しでもランニングに関する悩みを解決したいと思っております。

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