こんにちは、みかづきです^^
今回は「長距離種目のトラックの周回数」について解説します。
いきなりですが、陸上の長距離種目で次のような悩みはありませんか?
- 中長距離の試合は、トラックを何周するの?
- 陸上競技場を何周走れば良いのか?
- 試合ごとのスタート位置が知りたい!
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します!
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、各種目のトラックの周回数について解説します。
陸上競技場での中長距離種目
はじめに、陸上競技場で行われる中距離・長距離種目は、以下の通りです。
- 800m
- 1500m
- 3000m
- 3000SC
- 5000m
- 10000m
- 5000mW
- 10000mW
陸上競技場で行われる中長距離は、上記の8種目あります。
中学生だと距離は3000mまで、高校だと5000mまで、大学以上で10000mまで種目の数が増えます。
また、800m、1500mは中学から大学以上まである種目になります。
各種目のトラックの周回数
陸上競技場のトラックは、1周400mあります。
そのため、各種目の周回数は次のようになります。
800m | 2周 |
1500m | 3周と3/4周 |
3000m | 7周と1/2周 |
3000mSC | ※競技場で異なる |
5000m | 12周と1/2周 |
10000m | 25周 |
5000mW | 12周と1/2周 |
10000mW | 25周 |
1周400mのため、3/4周だと300m、1/2周だと200mになります。
また、ゴール地点は全種目全て同じなので、種目によってスタート位置が変わります。
3000SCは競技場によって異なる
3000SC(3000m障害)は、陸上競技場にある水濠の位置によってスタート位置が変わります。
水濠の位置は、トラックの外側にある場合と内側にある場合で、1周の距離が異なります。
- 水濠がトラックの外側→1周421m
- 水濠がトラックの内側→1周390m
水濠の位置がトラックの外側・内側関係なく、3000SCはトラック7周と”少し”になります。
あとは、”少し”の距離が長くなるか・短くなるかの違いだけです。
試合では周回数を教えてくれる
試合中は、ゴール地点に残り何周かを示すプラカードが設置されています。
そのため、残りトラック何周かを確認しながら走ることが可能です。
具体例をあげると、残りトラック3周の場合、プラカードの数字には「3」と書かれています。
加えて、ラスト1周は鐘を鳴らして教えてくれるため、周回数を間違えることは極めて少ないです。
周回遅れされると注意
3000m、5000mなど距離が長い種目では、1周差をつけられると周回遅れとなります。
周回遅れになると、ゴール地点のプラカードの数字にプラス周回遅れされた数が、本当の残りの周となります。
・具体例
先頭に2回抜かされて、ゴール地点のプラカードの数字が「2」だった場合、
2+2=4となるので、本当の残りの周は4周となる。
トラック周回早見表
最後にトラックの周回数を、表にまとめておきます。
実際に走るときや陸上の試合を観戦するときに、参考にしてみてください。
更に陸上の試合が好きになっちゃいますよ!
距離 | 周回数 | |
トラック | 400m | 1周 |
試合種目 | 800m | 2周 |
1km | 1000m | 2周と1/2周 |
試合種目 | 1500m | 3周と3/4周 |
1マイル | 1600m | 4周 |
試合種目 | 3000m | 7周と1/2周 |
試合種目 | 5000m | 12周と1/2周 |
試合種目 | 10000m | 25周 |
ハーフ マラソン | 21.0975km | 52周と1/2周 +97.5km |
フル マラソン | 42.195km | 105周+195m |
しっかりとトラックを何周するかを確認して、試合を走ったり応援したりしましょう!
試合で使うスパイクや練習にオススメのシューズもご紹介しています。
自分に合ったシューズで、記録をドンドン更新していってくださいね!
おわりです^^
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