こんにちは、みかづきです^^
今回はナイキの「ズームフライ6」のレビュー記事です。
前作から大きく変わり、マラソンやポイント練習に使いやすいシューズとなりました。
そんなズームフライ6について、次のような疑問はありませんか?
- ズームフライ6と5の違いは?
- 駅伝やマラソンで使える?使いやすい?
- ズームフライ6とマジックスピード4の比較が知りたい!
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します!
それでは、10年以上ランニングをしている筆者がズームフライ6についてレビューします。
ズームフライ6と5の違い
ズームフライ6がこちら↓
前作の面影がなく、エリートランナー用のレースシューズみたいですよね^^
ズームフライ6の特徴をまとめました。
ズームフライ6 | |
アッパー | ハイブリットアッパー |
ミッドソール | 「ZoomX」 キャリアフォーム カーボンプレート |
アウトソール | ラバーソール |
重量 (27.0cm) | 約247g |
ドロップ | 8mm |
値段(税込) | 18,700円 |
ズームフライ5 → 6への変更点は、以下の通りです。
- アッパーが少し薄くなり、レースシューズに近いフィット感へ
- かかとにヒールカウンターが入り、耐久性up
- つま先6mm・かかと4mm厚さが増した
- Zoom Xの使用量up
- 軽量化も加わり、スピードモデルヘ
ズームフライ6は、アルファフライに寄せたシューズになりました。これは同時期に発売されたライバルフライ4と同じです。
カーボンプレートの入り方はヴェイパーフライと同じですが、プレートの厚さは薄くなっています。
今までのズームフライシリーズは、どちらかと言うとヴェイパーフライに寄せたシューズでした。ヴェイパーフライの練習用シューズとして使う、またはヴェイパーフライを履きこなす自信や走力がない人が使うシューズでした。
もちろん、今作のズームフライ6をヴェイパーフライや他のレースシューズの練習用として使ってもらって問題ありません。
クッションの屈曲性が向上
ズームフライ5はクッションの屈曲性が低かったため、着地したときにすぐにクッションから反発をもらう走り方でした。
筆者はミッドソールが1枚の板のように感じました。自分の臨む走り方ができず、シューズの操作性が低かったです。
ズームフライ6では屈曲性が高くなり、かかとから着地をしても自然と前足部へ移動し、地面をけり出す走り方がしやすくなりました。
誰でもどんな地面への着地方法でも、自然と足が流れて前足部で正しく地面を踏ん張ることができるのです。
この変化により前作よりも走りやすくなり、プレート独特の硬さを感じにくくなっています。
そのため、プレートが入っているのに”走りやすい”と感じましたね!
耐久性を高めた構造
かかとに沿うように補強材が付けられ、シューズの型崩れを防止してくれます。
また、アッパーは撥水性の良い素材が使われており、通気性が良いだけでなく耐久性アップにも繋がっています。初代のヴェイパーフライのアッパーに、若干近い感じです。
全体的にシューズの機能性が高いため、前作違って今作は初心者ランナーには少し扱いづらくなっています。
ですので、初心者ランナーは前作やライバルフライ4などを使うのがオススメです。
サイズ感
普段履いているランニングシューズと同じサイズで問題ありません。
ワイドサイズがないので、普段ワイドサイズを履いている人はピタッとしたフィット感になります。
筆者は普段よりも少し緩めに靴紐を結ぶことで、上手く調節して履くことができました。
ゆったりとした感覚はなく、どちらかというとレースシューズに近いフィット感があります。
高反発素材やプレートを使っているため、ズームフライ6は主に速いペースで走る場面で使うと思います。
そのため、速いペースで走りやすいように少しフィット感が強めの仕様になっていますね!
公式規定内のシューズ
靴底の厚さ規定40mm以内のシューズですので、公式レースで使うことができます。また、記録も公認記録となります。
そのため、マラソンや駅伝で使うことができますね。
使う場面
ズームフライ6は次のようなシーンで使うのがオススメです。
ペース | 3分30秒~5分00秒/km |
---|---|
距離 | 5km~フルマラソン |
場所 | アスファルト・タータン |
反発性の高いミッドソールとプレートによって、キロ3分30秒~5分00秒のペースで走りやすいシューズです。
ですので、マラソンではサブ3~サブ4くらいを狙っている人にオススメです。
中高生の駅伝シューズとしては、少し物足りないと感じました。(中学生女子であれば、使いやすいペース帯になってきます)
ポイント練習や駅伝の試走などに使うのがちょうど良いです。
ズームフライ5はジョギングシューズとして使っている人も多かったと思いますが、ズームフライ6はジョギングよりペース走などスピードを出す場面で使いやすさを感じます。
また、キロ5分よりも遅いペースで走るとなると高い反発性が裏目に出て、関節などに余計な負荷がかかることがあります。
またオススメの距離は、5km以上走るときです。
大会・練習に関わりなく、ある程度の距離があってこそクッション性・反発性が活かされます。
アスファルトやタータンなどある程度の硬い路面で走ると、よりズームフライ6のクッションの恩恵を感じて走れます。
先ほど述べたとおりシューズの屈曲性が高いため、アスファルトのような硬い路面の方が体重移動しやすく走りやすいのです。
普段家の周りや街中を走ることが多い人にとって、使いやすい1足ですよ!
ペガサスターボネクストネイチャーと比較
ペガサスターボネクストネイチャーは、地面をける感覚を大切にしたい人にオススメですね。
またペガサスターボネクストネイチャーの方が軽いので、薄底シューズのようなスピードの出しやすさ、走りやすさを重視する人にオススメです。
ズームフライ6は、高いクッション性がありつつもペースアップしやすいシューズが欲しい人にオススメになります。
マジックスピード4と比較
マジックスピード4は安定性やライド感を重視したい人に、ズームフライ6はクッション性の高さやスピードの出しやすさを重視したい人にオススメです。
重さはマジックスピード4が約245g(27.0cm)ですので、ほとんど同じです。
「FF BLAST PLUS」「FF TURBO」と、アシックスの中でもトップレベルの高反発素材が使われているので、反発性の点でもズームフライ6と同じくらいです。
ですので、普段自分がアシックスを好んで履いているか・ナイキのシューズを好んで履いているのかで決めましょう!
まとめ
- アッパーが少し薄くなり、レースシューズに近いフィット感へ
- Zoom Xの使用量upで、レースで使えるスペックに
- 軽量化も加わり、よりスピードモデルになった
マラソンや普段のポイント練習に、ぜひ取り入れて見て下さい!
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おわりです^^
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