ヴェイパーフライ4レビュー|アッパーの強度とワイド感がない部分は注意

こんにちは、みかづきです^^

今回は「NIKE ヴェイパーフライ4」のレビュー記事です。NIKEのヴェイパーフライシリーズのアップデートモデルになります。

今回のアップデートでは、特に”軽量化”を重視したと公式サイトでも書かれています↓

ヴェイパーフライ 4は、デザインに無駄のない、長距離ラン用の強力なツール。 パフォーマンスを損なうことなく、ミッドソール、アウトソール、アッパーをヴェイパーフライ 3より軽量化しました。 その結果生まれたのが、より軽く、推進力に優れたオールラウンドのレーシングシューズ。

引用:https://www.nike.com/jp

それでは10年以上ランニングをしている筆者が、ヴェイパーフライ4について解説していきます!

目次

アッパー

シューズの表面素材は、毎度恒例のエンジニアードメッシュです。

アッパーは前作3よりも少し硬めの素材になり、ヴェイパーフライ3よりも耐久性がよくなったのかなと思いました。

高額シューズなので、できるだけ穴が空かない方がお財布に優しいですもんね。

シュータンのフィット感は、ヴェイパーフライ2に少し近い通気性に特化した作りになっています。

軽量化に伴い生地は薄くなっていますが、足へのストレスはほとんど感じられないです。

※スピードを出してタイムを狙うシューズですのでアッパーがどうしてもやらかくなっていますが、そこはトレードオフです。

アッパーの強いフィット感が欲しい人は、ペガサスターボネクストネイチャーなどワンランク下のシューズがオススメになります。

スピードは出しにくくなりますが、耐久性やアッパーの強度の強さはヴェイパーフライ4を上回っている筆者オススメシューズですね笑

ミッドソール

前作同様にフルレングスでZoom Xが搭載。全面にZoom X+カーボンプレートが使われているので、当たり前ですがナイキトップレベルのシューズです。

ただ変更点として、前足部のZoom Xの量が増えました。そのためドロップが8mm→6mmと低くなり、走行時の安定感は増しましたね。

画像で見る以上に中足部から踵にかけてスリムな作りになっています。地面との接地面積が減り、その分だけ軽量化され前足部で接地しやすいです。

カーボンプレートの搭載角度が少し鋭くなったようですが、個人的にはそこの違いは分からなかったです。

エリートランナーだと、違いが分かるのですかね?教えてください笑

アウトソール

前作同様に薄めのラバーが貼ってあります。

ですがヴェイパーフライ3とは違い、ラバーは前足部のみとなっていました。

そのため、フォアフット走法専用?みたいな仕様になっていますね笑。

重量

NIKEの公式ホームページより、

前作ヴェイパーフライ3は28.0cmで約200g、今作ヴェイパーフライ4では約177gです。

約23gの軽量化となっているので、レース後半になってもシューズが重いと感じることはなさそうですね。

24cmや26cmなどもっと小さいサイズを履いている人がほとんどだと思いますので、実際はもっと軽いですよ!

レースシューズの軽量化時代へ

2024年付近当たりから、レース用の厚底カーボンシューズは特に「軽量化」が意識されています。

その代表とも言えるのが、みなさんもご存じadidasの「アディゼロ アディオス Pro EVO 1」です。

27cmで約138gという驚異的な軽さを実現させ、ヴェイパーフライが主流の時代に完全に終止符を打ちました。

その当たりからはどの会社もカーボンや反発材の質を向上すること以上に、軽量化に打ち込んできていると推測できます。

まとめると、反発と軽さを兼ね揃えたシューズが勝つ時代になったということです。

ヴェイパーフライ4はサブ4以上の選手用

どんなに性能が良いシューズでも履きこなせないと意味はありません。

トップレベルのレースシューズは、ある程度ペースを出して走ることを前提に設計がされているからです。

そのため、フルマラソンサブ3レベル(キロ4分ペースまで)が、合格ラインです。

ただ、憧れであったありモチベーションを保つという意味で、良いシューズを履くというのも手段の1つです。

大迫傑選手などカッコイイ選手と同じシューズを履いていると、やっぱテンションが上がりますよね。そういう意味でもサブ4当たり(キロ5分かかるペース)のランナーでも、楽しくはけますよ!

ヴェイパーフライ2の進化版

履いてみた感じ、ヴェイパーフライ4はヴェイパーフライ2の次世代モデルのような感じです。

アッパーの素材感と形状だけでなく、Zoom Xの反発性も凄く似ています。

違いとしては、安定感が増したのと反発性も少し高くなっている感触があります。今回のアップデートが主な要因ですね。

ヴェイパーフライ4がオススメな人

今は厚底カーボンシューズが多すぎて、どれを買ったら良いのか分からないですよね笑。

厚底カーボンシューズ戦国時代の今、全ての人にNIKEのヴェイパーフライ4をオススメするのはあまりにも無謀です。

そこでヴェイパーフライ4を選ぶべき人は、次のどれかに当てはまる人になります。

  • 良いカーボンシューズに巡り会えてない人
  • NIKEのシューズを履いて練習している人
  • 体重が軽く、足が小さい・細い人

これあくまでも筆者であるみかづきの意見です。

足の大きい人やNIKEのシューズが合わない人は、無理に買う必要はないと思います。ヴェイパーフライ4も今までのNIKE同様にワイド感はありません。

他のメーカーさんでも引けを取らないシューズがたくさんありますので、、、

それでも、最高のレースシューズとして間違いはないです笑。

間違いない1足として、モチベーションのシューズとして、憧れとして、ヴェイパーフライ4を選んでみるのも個人的はアリかなと思います。

ぜひ、この機会にご検討ください!

スポーツゼビオでも、ネットから購入することができます↓

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おわりです^^

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このブログを運営している人

ランニングが身体の一部になっている「みかづき(筆者)」です。

市民ランナーとして普段は走っており、記事の中で出てくる「筆者」として記事を制作しています。このメディアを通して、少しでもランニングに関する悩みを解決したいと思っております。

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