【NIKE】ズームフライ5レビュー|寿命が長くて初心者にも!

こんにちは、みかづきです^^

今回は、NIKE「ZOOM FLY 5(ズームフライ5)」のレビュー記事です。

今ではアディダスのボストン12、アシックスのマジックスピード3など、さまざまなシューズと比較されています。

サブ4を狙うランナーだけでなく、初心者にオススメなジョギングシューズとしても大々的に取り上げられていますよね。

結論から言うと、ズームフライ5は普段のジョギングからマラソンまで使える反発力高めのシューズです!

マラソンでも使えるシューズ!

それでは10年以上ランニングを続けている筆者が、ズームフライ5の特徴や他のシューズとの比較について解説しています。

目次

ズームフライ5の特徴

ズームフライ5の特徴を、まとめてみました。

ナイキ ズームフライ5の特徴
  • カーボンプレートにより反発力が高く、簡単に推進力が出せる。
  • 安定感が高く初心者でも扱いやすいため、サブ4~初心者のマラソンにもオススメ。
  • ホールド力の高さと高性能なクッション性により、シューズの寿命が長い!

ズームフライ5は、ヴェイパーフライ3などのレースシューズのワンランク下のポジションにあります。

そのため、ポイント練習や少し速いジョギングにも使えるスペックになっています。

重さは27.0cmで、約272gです。

アディダスでズームフライ5と同じポジションにある「ボストン12」が、27.0cmで約252gになります。

ズームフライ5は重量が少しある部分がデメリットになっています。もちろん重すぎることはありませんが、他社のシューズと比較すると少し重いなと感じてしまいますね。

ですが、重さをカーボンプレートの反発によって十分にカバーできていました。

ミッドソール「ZoomXフォーム+カーボンプレート」の反発・クッション性で重さをカバー!

ズームフライ5について、ポイントごとに詳しく解説していきます。

カーボンプレートが入っている

前作のズームフライ4から、新しくZoomXフォームというパーツが使われたことにより、さらにシューズの反発性が向上しました。ナイキのカーボンの力を、肌で感じられるシューズです!

フルレングスのカーボンプレートが入っていることによって、少しの力を加えただけで大きな反発力が得られるようになりました。

前作のズームフライ4と比較しても、ZoomXフォーム+カーボンプレートで反発性は倍以上に感じます。

1km3分台のペースを出しやすくするためのカーボンプレートではなく、楽に1km4分、5分のペースが出しやすくなっています。

同じナイキのヴェイパーフライ3との違いは、出しやすいペースの違いにありますね。

クッション材・カーボンプレートの種類の違いや使われ方によって、使いやすいペース帯が変わってきます。

ズームフライ5とヴェイパーフライ3の違い
  • ズームフライ5は、楽に1km4分~5分のペースを出すことができる。
  • ヴェイパーフライ3は、楽に1km3分前後のペースを出すことができる。

上記の違いから、ズームフライ5は初心者にとって使いやすい厚底カーボンシューズとも言えますね。

今回のズームフライ5では、初心者の方でも少し力を加えるだけでシューズの恩恵を受けやすくなっているのです。

初心者の方でも履きやすいシューズ!

安定感が高い

前作のズームフライ4よりも、足幅の部分や踵の部分が広く作られていました。

シューズの幅が広めに作られてる!

幅が広く作られていることにより、地面への着地がしやすくなります。

カーボンプレートが入っているシューズと聞くと、つま先で着地をするフォアフットで走った方が良いと思うかもしれません。

ですが、幅が広くなり接地面積が増えると、つま先でも踵からの着地でもどちらでも走りやすくなっています。

着地がしやすいことで、走っているときの横振れが少なくなり安定感があります。

着地がしやすいだけで、走っているときの安定感が高くなります。

これにより余分な力を使わなくて良いので、楽により長く走ることができるのです。

カーボンありでは寿命は良い方

出典:Amazon.co.jp

つま先の部分からかかとの部分まで、しっかりと足をホールドしてくれる感覚がありました。

足へのホールド感が高い!

ちょうど良い厚みがあるために、足首の部分や踵の部分がすぐにダメになる心配はなさそうです。

また、使われている素材が柔らかい感じなので、フィット感も良いです。

ある程度のスピードが出るシューズになると、耐久性で1番心配なのが踵のすり減りとホールド力になってきます。

アッパーがメッシュ素材でカーボンプレートがシューズの反発性を維持してる分、シューズ全体の耐久性は特別高い訳ではないですね。ナイキのシューズは走りやすさを意識しているため、他社の万能シューズと比較すると少し物足りなさがある部分もあります。

ですが、厚底カーボンシューズという視点で見ると、全然寿命が長いと感じました。

ホールド感が十分にあり踵がしっかりしているため、クッション性が多少落ちてもジョギングであれば問題なく使えます。

そのためシューズの寿命で考えると、比較的長く使えるシューズになっています!

そもそものスペックは非常に高いので、それを考慮すると十分に割に合うシューズだと思いますよ。

スペックが高くて寿命が長いランニングシューズが欲しい人にオススメ!

また、耐久性の向上の際に前作のズームフライ4やナイキのペガサス40よりも、かなり通気性が良くなりました。

通気性が良いことで、雨の日や蒸し暑い日でもより快適に走ることができます。

マラソン当日やポイント練習ときに雨が降っても、問題なく走れるシューズです!

雨に日や蒸し暑い日でも走りやすい!

サイズ感

前作のズームフライ4よりも少しゆったりとしていると感じました。前作のズームフライ4で、少しサイズ感が合わなかった方でも履けると思いました。

筆者は普段27.5cm履いていますが、同じサイズで履くことができました。

普段のランニングシューズと同じサイズで履ける!

ペガサス39やペガサスターボネクストネイチャーと同じサイズのものを選ばれると問題ないと思います。

特に、ナイキのヴェイパーフライネクスト%2にサイズ感が似ていました。

ヴェイパーフライネクスト%2よりは少し幅がゆったりとしていて、初心者の方にも履きやすい感じになっていました。

少しゆったりとしたシューズ!

足幅が広いために、今までナイキのランニングシューズが合わない人でも、このズームフライ5なら履きやすいという方も多いと思います。

日本人に多い足の甲が高い方や、足幅が広い方でも履きやすいシューズになっていると思いました。

足の甲が高い方や、足幅が広い方でも履きやすいシューズ!

個人的には筆者もズームフライ4よりも、ズームフライ5の方が比較的履きやすかったです。

ですので、幅広いランナーの足に合いやすいオススメのシューズになっています!

\ ゼビオがオススメ! /

ヴェイパーフライネクスト%2のサイズ感などについては、次の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

>>ヴェイパーフライ2のレビュー記事はこちら

使う場面

普段のジョギングに使えることはもちろん、駅伝やマラソンなどロードレースとしても使うことができます。

マラソンにも使えるシューズ!

駅伝では中学生・初心者が対象

駅伝でズームフライ5を使うのは、1km3分40秒より遅いペースで走る人であれば使いやすくなっています。

高校生や1km3分40秒より速いペースで走る人にとっては、正直物足りないレベルです。

同じナイキだとヴェイパーフライ3やストリークフライといったスピードを出すことに特化したシューズを履くのがマストです。

まだ走力のない中学生や地域の駅伝大会に出る社会人にとっては、ズームフライ5がちょうど良いレベルのシューズになってきます。

初心者でも扱いやすいカーボンシューズですので、走力に自信がない人もでも履きやすいのが嬉しいポイントですね。

サブ4~初心者の市民ランナーに

上級者はヴェイパーフライネクスト%2や3を履くのに対して、ズームフライ5はサブ4~マラソンを完走することを目標としている方までが使うシューズになっています。

反発性が強いシューズですが、初心者の方でも合いやすいです。

初心者やあまり走り慣れていない方でも、スピードに乗って快適に走れるシューズになっています。

カーボンプレートの力を使って楽にペースアップをしたい人にとっては、ズームフライ5はマストなシューズと言って良いでしょう!

ペースの出しやすさはもちろん、軽量なメッシュ素材のため長時間走っても足にかかるストレスが少ない印象がありました。

ただし、カーボンプレートの反発が強いと感じる人は、マラソンで4時間・5時間走り続けるのは厳しいので注意が必要です。

カーボンプレートの硬さが気にならない・嫌じゃない人の場合、サブ4~初心者の方を狙うときはズームフライ5がオススですよ!

マジックスピード3と比較

ズームフライ5と同じポジションにあるシューズとして、アシックスのマジックスピード3がよく引き合いに出されます。

サブ4を目指す人のオススメシューズとしても、ズームフライ5とマジックスピード3は良く比較されていますよね。

ズームフライ5とマジックスピード3の違いは、カーボンプレートの扱いやすさに違いがあります。

ズームフライ5は楽に1km4分、5分のペース帯を出すことができるシューズです。

マジックスピード3はズームフライ5ほどのカーボンプレートの硬さがなく、少し力を加えただけではそれほどスピードは出ません。しかし、シューズに加える力を強くすればするほど、ペースアップしていきやすい特徴があります。

つまり、ズームフライ5はカーボンプレートの恩恵を直に受けるのに対して、マジックスピード3は自分の走力に比例するようにカーボンプレートの力をもらうことができます

マジックスピード3の方が、青天井でスピードを出しやすいということですね。

マジックスピード3は重さが約220gですので、重さで比較してもマジックスピード3の方がより速いスピードを出しやすいです。

とはいっても、ズームフライ5を履いてもマジックスピード3を履いても、シューズのレベルで言うとほとんど同じなことに変わりは無いです。

筆者のオススメとしては、自分がレースや練習で別で履くシューズのメーカーに合わせることです。

ヴェイパーフライ3でマラソンや駅伝を走るのならズームフライ5、メタスピードパリスなどアシックスのシューズを履く機会が多いのならマジックスピード3を履くという案配です。

メーアーで揃えてあげることでシューズのクセなどが同じなこともあり、シューズを履きこなしやすくなりますよ!

>>マジックスピード3のレビュー記事はこちら

走り方に縛られないシューズ

ズームフライ5のような反発性やクッション性が優れたシューズを使うことで、より長く・速く走ることができます。

しかし、走るときにクッション性が高すぎて、あまり前に進まないと悩んでいる人もおられると思います。

今回のズームフライ5では、足を蹴り出すだけで誰でも簡単に地面からの反発をもらうことができます。

足を蹴り出すだけで、しっかりと反発をもらえる!

フラットなソールになっているので、従来の薄底シューズのようにかかとから着地する走り方でも走りやすくなっています。

そのため、いつもの走り方でズームフライ5を履いてもらえると、問題なく反発を上手くもらって走ることができます!

まとめ

ズームフライ5の特徴をまとめてみました。

ナイキ ズームフライ5の特徴
  • カーボンプレートにより反発力が高く、簡単に推進力が出せる。
  • 安定感が高く初心者でも扱いやすいため、サブ4~初心者のマラソンにもオススメ。
  • ホールド力の高さと高性能なクッション性により、シューズの寿命が長い!

カラー展開も豊富で、筆者は「ズームフライ 5 AIR HOLA LOU」のカラーがすごくカッコ良くてお気に入りです!

自分好みの色を見つけて、マラソンへのモチベーションを上げていけるようにしましょう!

Amazon・楽天でも購入することが可能です。

ランニングシューズはセールの時期があるゼビオで選ぶのがオススメです↓

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おわりです^^

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このブログを運営している人

ランニングが身体の一部になっている「みかづき(筆者)」です。

市民ランナーとして普段は走っており、記事の中で出てくる「筆者」として記事を制作しています。このメディアを通して、少しでもランニングに関する悩みを解決したいと思っております。

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