こんにちは、みかづきです^^
今回はナイキ「ドラゴンフライ2(Dragonfly2)」のレビュー記事です。
最強のスパイクとして、多くのランナーが使っているドラゴンフライの次世代モデルになります。
2024年7月13日時点ではナイキのブループリントシリーズが発売されていることもあり、デザインがカッコイイことでも話題を呼んでいますね。
そんなドラゴンフライ2において、次のような悩みはありませんか?
- ドラゴンフライ2と前作の違いは?
- ドラゴンフライ2エリートとの違いは?
- ドラゴンフライ2の購入方法が知りたい!
この記事を読むことで、上記のような悩みを解決します!
それでは、10年以上ランニングを続けている筆者が、ドラゴンフライ2を解説します。
この記事では、NIKEの公式サイトを参考にしています。
ドラゴンフライ2とはどんなシューズ?
ドラゴンフライ2とは、陸上中長距離の公式レースで使えるスパイクです。
厚さが20mm以下ですので、2024年以降も公式トラックレースで使えるようになっています。
対応している種目は、800m~10000m(3000mSCを含む)になっています。
中長距離選手が人数の関係でマイルに出ることや、記録会で短距離・跳躍種目に出ることもあると思います。
そんなときでもドラゴンフライ2あれば、400mでもどんな種目でも使うことができます。
ですので、中長距離選手が1足持っておけば何でも使える万能スパイクになっています!
ドラゴンフライ2の特徴
ドラゴンフライ2の特徴をまとめました。
ドラゴンフライ2 | |
アッパー | エンジニアード メッシュアッパー |
ミッドソール | 「ZoomXフォーム」 「Pebaxプレート」 |
アウトソール | アウトソールプレート |
重さ (27.0cm) | 約140g |
定価(税込) | 22,660円 |
ドラゴンフライからドラゴンフライ2で、値段がかなり上がりました。
厚底カーボンシューズのレースシューズと比較すれば、まだまだ良心的な値段ではありますね。(ヴェイパーフライ3では、余裕で30,000円以上なので泣)
ドラゴンフライ2の重量は約140g。同サイズでドラゴンフライだと約133gです。ですので、前作よりも少し重くなっています。
ただ走っていて重さを感じることは全くありませんでした。プレートの反発が強くなり、ミッドソールのクッション性も上がっているからだと思います。
中学生・高校生など、複数の種目に出ることが多い選手にとっては、ドラゴンフライ2を1足持っておけば全レースに対応できますよ!
ドラゴンフライからの変更点
前作からの変更点をまとめると、こんな感じです↓
- 「ZoomXフォーム」が増量
- 中足部の幅が少し広くなった
- ニードルピンは6本→4本へ減少
1つずつ深掘りします。
反発・クッション性の向上
ミッドソールのZoomXフォームが増量されため、走っているときのクッション性がより感じられました。
Pebaxプレートにより、プレートが前作よりも硬くなっています。ドラゴンフライ2が硬くなったと聞くのはプレートが硬くなって、しなりが強くなったからですね。
プレートが硬くなったことで、前作よりも耐久性が向上しました。
ミッドソールの量も増えているため、前作よりもクッション性やプレートのしなりが長持ちしている感覚があります。
安定性の向上
前作よりも、中足部の幅が少し広くなりました。
接地面積が増えてシューズの安定性が高くなっています。
サイズ感の部分で詳しく解説しますが、前作よりもワイド感が出ていますよ!
ニードルピンの減少
筆者はスパイクのピンでタータンをひっかく感覚が好きだったので、ピンの本数が減ったのはデメリットに感じました。
だからといって走りにくくなったことはないので、スパイクの性能としてはクッション性も含めて前作よりも良くなっていますよ。
エリートとの違い
ドラゴンフライ2には「ドラゴンフライ2 エリート」というバージョンがあります。
ドラゴンフライ2とドラゴンフライ2 エリートの違いは、固定ピンとプレートの入り方です。
ドラゴンフライ2が発売した直後(プロトタイプ)では、Pebaxプレートが前足部のみに使用されていました。
ドラゴンフライ2 エリートでは、つま先からかかとまでフルレングスで使用されています。
また、エリートの方はニードルピンが固定された”固定ピン”になっています。
上記の2つが大きな違いですね。
ただ、ブループリントシリーズではドラゴンフライ2でもPebaxプレートがフルレングスで内蔵されています↓
↑黒い部分のところです。
ですので、今後のドラゴンフライ2は、フルレングスのカーボンプレートで取り外しができるニードルピン使用になる、という感じになりそうです。(ドラゴンフライ2とドラゴンフライ2 エリートを足して2で割ったような位置づけ)
ブループリント以降に新しいカラーが発売されたら、比較して見ようと思います。(追記予定)
サイズ感
サイズ感は、前作と特別大きな違いはありませんでした。
しかし先ほど紹介した通り、中足部が広くなったことで前作よりも少しワイド感がありました。
前作ドラゴンフライをレビューしたとき、足幅が少し狭く感じた記述をしました。
そのデメリットだった点が改善され、筆者のような足幅が広い人にも履きやすくなりました。
筆者はドラゴンフライを27.0cmで履いており、ドラゴンフライ2も27.0cmで履くことができました。
余談になりますが、筆者は普段27.5cmのワイドサイズを履いています。
シューズのサイズは以下の通りです。
- ナイキ ヴェイパーフライ3 27.5cm
- ナイキ ドラゴンフライ 27.0cm
- ナイキ マンバ 27.0cm
- ナイキ ペガサス41 28.0cm
- アディダス アディゼロSL 27.5cm
- アシックス ターサーrp3 27.5cm ワイド
ジョグシュや厚底カーボンシューズは27.5cmを履いていますが、スパイクはワンサイズ下げて27.0cmを履いています。
トラックレースではスピードの出しやすさを1番大切にしているので、スパイクはピタッとしたサイズ感で履くようにしています。
今スパイクを持っている人はそれと同じサイズで良く、厚底カーボンシューズしか持っていない人はワンサイズ下げて購入することがオススメです!
履いた感想
ドラゴンフライ2は、履いていてスパイク独特の疲労感がない部分に1番の魅力を感じています。
以前のマンバなどの薄いスパイクだと、ふくらはぎや足裏に大きな負荷がかかり、1日2本走るときなんかは、体力よりも足が持つかどうかの方が問題でした。
ドラゴンフライ2では、足に疲労がたまる感覚が全然なく、かつ反発性が強いという文句なしのスパイクです。
ヴェイパーフライ3とかとは違って、中学生や初心者でも簡単に使いこなせてしまいます。
スパイク選びで迷ったら、ドラゴンフライ2を選んでおけば困ることはありませんよ、笑
購入方法
最後に、ドラゴンフライ2の購入方法を紹介します。
結論から言うと、ドラゴンフライ2の購入方法は次の5つあります。
- NIKE公式サイトから買う
- ステップスポーツで買う
- スポーツゼビオで買う
- 楽天から取り寄せて買う
- フリマアプリを使う(メルカリなど)
NIKE公式サイトからネットで買うのが1番確実で、偽物が届く心配もありません。しかし、公式サイトは競争率が高すぎるため、現実的にはかなり厳しいですね。
ステップスポーツでは発売当初は抽選販売のみでしたが、現時点では在庫があれば誰でも購入可能になっています。
ステップスポーツはXやInstagramなどで、ドラゴンフライ2の在庫情報を発信しています。狙っている方は、定期的にチェックすることがオススメですよ!
スポーツゼビオからも、ドラゴンフライ2を購入できます↓
在庫はかなり少ないようですので、こちらも定期的に確認することが必要ですね。
\ スポーツゼビオは送料無料! /
楽天市場では海外などから取り寄せて購入することができます。
購入先の注意書きに「新品・正規品」と書かれているため、偽物が届くリスクが低いとは思います。最後は自己責任ですので、注意が必要ですね。
いろいろ紹介しましたが、家の近くにステップスポーツがある方は、ステップスポーツに行くのが良いと思います。
店に在庫がなくて、それでもすぐに欲しい人は楽天などネットで購入することも手段の1つです。
ドラゴンフライ2を履いて、自己ベストを叩き出していきましょう!!!
前作のドラゴンフライのレビューについては、次の記事で詳しく説明しています。
おわりです^^
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